源氏物語1000年に思う

源氏物語が完成していたとされる記録から1000年の今年、源氏物語イヤーである。

わたしの源氏物語との出会いは、「あさきゆめみし」。「はいからさんが通る」の熱狂的なファンだった私は、もうこの平安ロマンに完全にはまってしまった。それから中学3年で、与謝野晶子版の現代語訳を読み、感想文を書いた。人生でももっとも文才があったころで読書感想文はあまりに子供っぽくないということで、選ばれもしなかったという屈辱をもつ。(今でもたまに読み返すが、あのころの文章力はどこに行ってしまったのだろう?)

源氏物語関連のエッセイも大好きで、さまざまなものを読んだ。最近で面白かったのは「「ブス論」で読む源氏物語」大塚ひかり。源氏物語でも大きな役割を果たすブスたち(末摘花や花散里など)を、真面目にかつポジティブに解説。わたしはこの本を読んで、ブスであることに心から誇りを持てた。

あと、物語形式になっているのはどうも読みこなせないという人にお勧めなのが、瀬戸内寂聴の「女人源氏物語(集英社文庫)」。これは登場する女性たちが独白のオムニバス形式をとる。私は源氏物語の主人公である紫の上がどうしても好きになれなかったのだけど、これを読んで、まあまあ好きになった。

そして、ある程度源氏物語が頭に入っている人にお勧めなのが最近読んだ「源氏物語の時代―一条天皇と后たちのものがたり (朝日選書 820) (朝日選書 820)

天皇というどの時代にも自分の愛よりも優先すべき義務のある立場にいながら、職務を全うし、かつ定子という一人の女性との純愛に生きた稀有なる天皇である、一条天皇。そして、父親である藤原道隆の庇護の元、絶頂の待遇から父の死による没落により、文字通り天国と地獄を見ながらも、いつもユーモアを忘れなかった、運命の女性定子。藤原道長の出世の切り札として大切に育てられ、定子の出産と同時期に最年少に輿入れした深窓の姫君彰子。この3人と、定子づき女房の清少納言、彰子づきの女房の紫式部、おもに5人の人生が語られる。

一条天皇と定子の結びつきの強さはよく語られているので、なんとなく知ってはいたが、何より今回衝撃的だったのは、彰子の人生。この本、一条天皇と定子の純愛物語に加えて、彰子という姫君の成長物語でもあるのだ。

たいへん筆致を抑えた消極的な書き方をしている。事実だけを列挙している。しかし抑えれば抑えるほど、彰子がどれほど一条を敬愛し、一条が心から愛した定子をも素直に敬愛したかが、うかがい知れるのだ。定子の遺児への配慮。世継ぎ問題についての栄花物語の記述は筆者も言うとおり、誇張があったかもしれない。しかし、彰子の次男の結婚については事実としてのこるだけに、雄弁だ。

男性一人をめぐって対立しあう二人の女性という構図は歴史上よく見られる。そして、二人の女性に成り立つ不思議な友情も、稀ながら存在するのだろう。その奇跡がここにある。

天皇家というものが今日までつながってきた過程で、彰子の一条へのゆるぎない敬愛が果たした役割を忘れないでほしいという祈りのような作者の気持ちが、最後の一節に表れているようで、なんともいえない切ない気持ちになったのだった。

ちなみに、源氏物語に出てくる女性の仲でもっとも好きなのは明石の上。娘、妻、母、と女性の役割をすべて全うし、親を、娘を、幸せにしていく、凛とした女性。映画化するなら在りし日の夏目雅子、最近なら柴咲コウにお願いしたい。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

橘川さんパーティー「ドラマで泣いて、人生充実するのか、おまえ。」

橘川さんパーティーなんだかパーティーの記事が続いて、「仕事しているの?」と思われるかもしれない。「さあ?」としか言えない。

さて、橘川さんの新刊「ドラマで泣いて、人生充実するのか、おまえ。」の発売を記念したパーティー。いつもながら、大盛況。懐かしい顔にもたくさん会えた。奥様の着物姿も素敵でした。

この本。

あなたの人生を変えるメッセージ108篇

さっそく帰りの電車で読んでみる。
折り目をつけたのが24篇。ずどんと来る。
まったくピンとこないのもある。

私が一番好きなのは

元気であること、それが人間の最大の仕事だ。

もうひとつ

人を好きになることが最強のエンターティンメントだ

そうだそうだ!

一番ドキッとしたのが

エコビジネスには死の商人の匂いがする。

あとは、ぜひ手に取ってください。若い人に読ませたいものもたくさんある。娘が中学に入ったら読ませたい。

パーティーで田口ランディさんのお嬢さん(小学5年生)にタロット占いをしてもらった。占ってもらったみんな口々に「怖いくらい当たるよ」というので。

出たカードは「LOVERS」の正位置。恋愛だけでなく、人、こと、趣味、とわくわくするような出会いがあるそうです。なんて、うれしい未来でしょうshine

| | コメント (0) | トラックバック (0)

ウォッチメーカー

ウォッチメイカーこのミステリーがすごいの外国部門一位にも選ばれていて、はずれることはないだろうと読んでみたが、あっさり裏切られた。こういうのが一位になるんだぁ。

わたしにサスペンスを読む能力がないのかと、軽くショック。今年最初の読書だったのに。

アマゾンのレビューも絶賛の嵐。

ど、どうして?こういうのどんでん返しっていうの?

最近、たまに絶賛されている本がまったくつまらなく感じることがある。それがちょっと、痛痒い。

そうそう、容疑者Xの献身が、「ガリレオ」流れで映画化されるらしい。絶対にやめてほしい。福山は好きだ。ガリレオも後半すっかりつまらなくなったが、わりと好きだった。でもでもでも!容疑者Xの献身は、ああいう軽いタッチの映画にはしないで欲しいのだ。純愛映画なのだから。

私の中にはすでに絵があって、主役は佐藤二朗と、和久井映美なのだ。静かな静かな映画なのだ。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

カラマーゾフの兄弟

カラマーゾフの兄弟今年の夏の読書といえばこれ。本当によかったぁ。「いま、息をしている言葉で」というキャッチどおりの名訳。

ドストエフスキーの構想どおり、4巻プラスエピローグという5巻形式になっていて、分厚い4巻にくらべて5巻の物語部分はかなり薄く、ちょっと「あれれ」と思ったのだけど、その後の訳者(亀山郁夫)によるドストエフスキーの生涯と、読書ガイドとしての解題が、本当にすばらしいのだ。

はじめてわかることが多いし、訳者の読み込みの深さに嘆息。何よりも、このロシア文学に対する愛情の深さ。本当に亀山さんありがとうと、手をとって感謝したいくらいだ。

この光文社の古典新訳文庫カラマーゾフ読了後、秘密の花園を堪能。これもまた、幼いころに読んだものとは大きく違っている。大人にこそ読んでほしい物語。次は何を読もうか。

長い年月を生き抜いてきた古典作品には、私たちを導く叡智や、生きるヒント、本物の喜びがあるはずだ。私たちはこう考えました。けれど古典は、とっつきにくい、面白くない、売れない。それが当たり前……。しかし、古典はそんなに難解でしょうか。世界の読者は、面白くないものを我慢して読んできたのでしょうか? 光文社古典新訳文庫は、こういう疑問に正面から答えます。いま、息をしている言葉で訳された古典は面白い。この翻訳なら、楽しく読める。それが私たちの目指すところです。 現代人は、かつてない困難な時代を生きています。テロ、戦争、格差、倫理の喪失。いま私たちは、読書に何を求めているのか? その答えがここにあります。

駒井さんありがとう、である。古典が手に汗握るほど面白くて、まったくの今であることを教えてくれて。

打ちのめされるようなすごい本に始まって、カラマーゾフ、そして最近の佐藤優の獄中記と、最近ちょっとロシアづいている。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

無理なく続けられる 年収10倍アップ勉強法

Dvc30086_m無理なく続けられる 年収10倍アップ勉強法とにかく買ってください。読んでください。活かしてください。

友人と呼んでいいのか少々怖じ気付くが、まあいいや、呼んじゃえ。私の尊敬すべき友人である勝間和代さんがまたすごい本を出版した。

彼女は、外資系銀行を辞めてから、今までなかなか制約があってできなかった個人的な活動をフル回転させていて、講演・出版に引っ張りだこ。これからますます彼女の真価が広く世の中に伝わっていくと思うのですが、彼女のすごさは、自分のすごさを惜しげもなく分かつというシステムが体型化されていること。
だから愛されるし、みな彼女のために尽くそうとするのだ。

この内輪の出版パーティーに4月のまさに私自身ドツボだった時期に、それでもどうにか参加して、本当によかったと思うし、ああ、ほんと勝間さんって素敵(ハート)と素で思った。

すばらしい会でした。

そして慌てて、この勉強本を買って読んだんですけど、人生そのものが金属疲労しているようなわたしにとって、今の時期読んでおいて本当によかったと思える本です。

ずばり勝間さんはいいます。

幸せになりたいのであれば、年収を上げること。そして、年収を上げる手っとり早い道は、年収増につながるような勉強をして、それを実践の場で生かすこと

ここ最近、格差社会など、階級の再生産の話がよく問題になっていますが、その根源をつきめると、教育投資、すなわち勉強の有無に多くの部分があります。


だから何のために勉強するのかというと、自分だけでなく、自分の子孫も幸せにするために、勉強をせざるを得ない、ということなのです。

カチンとくる人もいるでしょう。でもこういう思っていてもなかなか言えないことを言える勇気こそ、彼女がいみじくも言っている「自由人」であることの証でしょう。

わたしもこの本で変わります。自分にシーリングを設けることに慣れてしまったことを恥じ、怠惰でいることの言い訳ばかりしていた自分にさようならします。バイバイ~

いや、ほんと、読んでください。きっとあなたも変わります。

| | コメント (5) | トラックバック (5)

打ちのめされるようなすごい本

打ちのめされるようなすごい本打ちのめされるようなすごい本

米原万里氏の書評集であるのだが、この本そのものが、「打ちのめされるほどすごい本」である。

毎日、その内容の濃さに吐き気さえ覚えながらもう1ヶ月この本を読んでいる。ちなみに未だに4割程度しか読めていない。

痛快、洒脱、そして本質を突く言葉の洪水。知の濁流。

そもそも、書店でぱらりとめくったときに「大塚ひかり」について書いた文章を見つけて、大いに意気投合し買うに至ったのだ。彼女の「ブス論で読む源氏物語」は数ある源氏本の中でも大好きで、わたしはこの本で、自分がブスであることを初めて誇った。日本中のブスと、日本中の男性にぜひ読んでほしい。美人のみなさま、ざまあみろ。(というような本では決してないのですが)

とにかく大塚ひかりのことをたいへん高く評価していて、それがうれしくて買ってしまったにしては、あまりに重すぎる、この充実。

教養の深さと、思考の透徹さ。女性はとかく女性に厳しくなりがちだが、齋藤美奈子氏へのエールなどは本人が読んだら、涙ぐむのではないだろうか?

途中のガン関連の情報がまたすごい。最後の日付に涙する。最後の最後まで冷徹に自分の病状を見ていた。

ブックガイドとしては残酷な本。だって、普通ならたぶん一生出会わないだろうソ連関連の著作などを無性に読みたくなってしまう。何しろ、気持ち悪いくらいに、取り上げられている本ほとんど、読みたくなる。

要約・引用の術のすごさは、彼女が同時通訳であったこととも起因するのだろう。

ああ。とにかく、打ちのめされる。でも、その爽快なことよ。偉大なる知。ただひたすらに、逝去を悼む。

| | コメント (3) | トラックバック (0)

クチコミの技術

クチコミの技術ブロガーとして多大なる影響をもつお二人。満を持しての共著「クチコミの技術

“だよねだよねそうだよね”と、懐かしいラップを歌ってしまうくらい、全編、これ腑に落ちてばかり。

ああ、これアホなクチコミマーケティング会社の人を素通りして、企業のマーケティング担当者に直にわたってほしい。そうしたらアホな会社にだまされる悲劇も、うさんくさいクチコミマーケティングによって不当にブログが穢されることもないだろう。日本公共ブログ機構なんて言う組織があればそこの予算で企業に配るべきだ。

クチコミの本質が書かれている。言わずにはいられない、書かずにはいられない。

目先の損得抜きで、思った通りのことをつい書いてしまうエネルギー。そのマッドネス(狂気)こそが、他人を説得するのだ。この魅力ある狂気と伝える冷静さ、をふんだんにあわせもつ希有な、おふたりだからこそ、書けた本。本。ブロガーサイドからのマーケティングの本なので、まっとう。一人のブロガーとして読んでいてまっとうなのだ。

そして、おふたりがブロガーとして優秀なだけではなかったことに、感嘆。

133ページとかほんとこういうのがすごいと思うんですよね。愛と、数字。これが大事。

それと、いしたにさんのあとがきの222ページの「個人が・・・」から最後まで。胸が熱くなりました。ブロガーの本質を語るのに、この15行。世界中のブロガーに、(私が書いたわけではないけど、勝手に)捧げます。あえて引用しません。きちんと最初からお読みいただき、最後に出会ってじーんとしてください。

さすが、公式ブログも。

| | コメント (0) | トラックバック (1)

社内ブログ革命

社内ブログ革命今、複数のクライアントで話題になっているのが社内の「見える化」という問題。見える化-強い企業をつくる「見える」仕組みがきっかけのひとつとなっているのだろう。

それだけ、コミュニケーションに齟齬を感じる組織が多いということだ。

これはコミュニケーション機能に欠陥を持つ会社が多いということよりも、人間というものはわかりあっているつもりになって見えなくなることが多い動物であるということではないか。だから、「見える化」を課題に感じることができている組織はある意味健全なのだと思う。いつも一緒に過ごしている夫婦が、まったくお互いの気持ちに気づかぬまま、もしくは気づく必要性も打ち捨ててしまったまま熟年離婚する。そんな比喩が適当かわからないが、意外と人間は近くにいる人間と真剣に情報共有することがへたくそだ。

ブログという情報発信機能により、同じ会社の同僚より、下手するとパートナーよりも自分のことを理解してくれている人間の存在を意識している人も多いだろう。ブログは表現しやすい。更新しやすい。読みやすい。受発信に適した
ツールであることは今更いうまでもない。それを、会社の社内コミュニケーションのツールとして活かしている企業が出てきている。

社内ブログ革命 営業・販売・開発を変えるコミュニケーション術
はその成功例であるユニクロ、カシオの実例を詳細に紹介するのとともに、運営の秘訣などを懇切丁寧に解説している。

ブログ・オン・ビジネスや、
ブログ・オン・マーケティングと同じシリーズなので、わかりやすいし当事者の肉声が伝わる。社内ブログの構成要素を7つに分類した79ページ以降もおもしろい。

日報、申し送り、底上げ、自己アピール、対話、ミーティング管理、

に加えおもしろいのが、

たばこ部屋。

先日もある飲み会で、飲酒運転の厳罰化で地方の飲みにケーションが風前の灯火だということを耳にはさんだ。隔離された喫煙ルームでの情報交換が魅力でたばこがやめられない人もいる。飲んだり吸ったりというなかで回っていた情報が、ネットで復元されるのは興味深い。

正確にいうとたぶん、この本はブログの本ではない。たぶん、コミュニケーションというもの全般を、語った本だと思う。

社内ブログなんて関係ないと思っているような人にこそ、有意義な本だと思う。

| | コメント (1) | トラックバック (1)

風の影

風の影9日から仕事始めです。実際には、ちゃんとお休み中も仕事していましたが。お互いの実家に行ったり、新潟でスキーしたりいいお正月でした。

そして、今年は、この本とともに年が始まりました。

「風の影」

すばらしい本です。バルセロナを舞台にした、父と息子と、母と息子と、父と娘と、母と娘の、物語。

読み終わっても、まだ見ぬバルセロナに、自分の魂が漂っているような錯覚をおぼえるそんな本です。

興味をもたれた方は、あまり先入観や予備知識を入れずに、クチコミなど参照せずに、買って読んでください。文庫になっています。

ストーリーも魅力的ですが、言葉がいい。

「本は鏡とおなじだよ。自分の心のなかにあるものは、本を読まなきゃ見えない」
「だって、働いているうちは、人生を直視せずにすむでしょ」

今、2回目に突入していますが、読み終わってすぐにまた最初から読みたくなる本に、年初から出合える幸せ。とはいえ、少しずつ仕事モードになりますです。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

数学的にありえない

数学的にありえない〈上〉読み終わってから書こうと思っていたが、もう、どうしても言わせてくれ。

ありえない面白さ。冬休みの読書リストに絶対入れて損はなし。私が保証します。上巻が面白かったら下巻も買おうなんて買い方をすると激しく後悔します。夜、上巻を読み終わったら、悪いけど、本屋が開店するまで、ひどい精神状態になりますことよ。おほほほ。あまり余分な知識を入れずに読んで欲しいです。数学とか物理とか苦手な人も大丈夫なので。(高校時代、物理で二桁の得点を取ったことがなかった私が、この本のおかげで量子物理学に面白ささえ感じていることに驚愕)

これ、映画化するのかなぁ?ナヴァ役は若き日のナスターシャ・キンスキーでお願いします。

| | コメント (4) | トラックバック (1)

投資銀行青春白書に涙する

保田さんの書かれた本を送っていただいたので、このブログで紹介しようと思っていた。法経商の学部の女子学生はぜひ読むといいと、書こうと思っていた。投資銀行の実態がよくわかると、だからぜひ読むべしと推薦の言葉を書こうと思っていた。

冒頭からどうしても持たざるを得ない違和感にふたをして、大人らしくさらりと、書こうと思っていた。

でも、駄目。

もう電車の中で読みながら、涙が止まらなくなってきちゃって。あふれる思いや、思い出が止まらなくなっちゃって。

投資銀行の実態とともに、もうひとつ描かれる実態。

保田さんの批判をしようと思っているわけではない。いかに誠実に書いたかもよくわかる。誠実がゆえに、無意識がゆえに描かれている日本の会社の実態。

思い返してわたしは新入社員以来、違和感に蓋をしてうまく立ち回ったほうだと思う。結婚し、出産し、復帰したときに、夢中で握っていた会社という綱をはなしてしまった。放さざるを得なかった。

女子学生たちよ。大志を抱け。

この本を読んで投資銀行を学ぶのは賛成だ。でもね、この本を貫くおやじ目線に決して順応しないでね。「へぇ、会社ってこうなんだ。女の子はこういう役回りを期待されるんだ」って、無意識に学んだりしないように。実際の現場に出たときに、もし読んでいなかったら感じるはずの違和感が薄くなったりしないように。

大志を抱け。違和感を感じたら、怒っていいんだからね。不愉快をあらわにして、いいんだからね!

いかに本をわかりやすくするための演出とはいえ、8つも私よりも年下の人間がこういう人間造形を無意識にすることが許される日本社会であるなら、今は、もう怒れ。不愉快をあらわにしていいよ。

ごめんね。おばさんは若いころ、勇気がなくて怒れなかった。自分を守るために、順応してしまった。若いころの、ミヤビっぽさを演じていた自分の意気地のなさを思い出して、本当にさめざめと涙したのだ。傷ついていることを悟られないように懸命に笑顔を作っていた、あのころの自分。

なぜか私にとっては地雷だらけの、この本。地雷を感じる自分のほうに非があるのは明白。それはよくわかっているから。

| | コメント (0) | トラックバック (1)

美しい国より美しい星

美しい国より美しい星はー、忙しかったです。というのも旅行のあおりで、締め切りやら何やらが、どどーんと私を襲ってきて、そりゃあもう大変。って、ただ怠けていただけか。

ようやく10月からは落ちついたリズムで仕事ができそうです。

というわけで、安倍さんに変わりましたねぇ。美しい国は読んでいませんが、この2週間ばかり夢中になったのが、三島由紀夫の美しい星。

たまに無性に、三島が読みたくなる。

これ読んだことがあります?とにかく、かなりキッチュです。埼玉県の飯能市に住む家族。お父さんは火星から、お母さんは木星から、息子は水星、娘は金星から、それぞれ地球を救うという指名をもって地球に来たことにあるときいきなり気づく。それが冒頭で、そこから宇宙人であることを隠しつつも、地球を平和にするための努力を行うというストーリー。決して抱腹絶倒のコメディーではない。それどころか、まったくシリアスに物語りは進んでいく。

白眉は、最後のほうで交わされる、「敵」側との議論。この敵の論説がいちいち当たっている。

特に、宗教についての部分は、相当な迫力だ。

当時も異色作としてかなりの論争を呼んだそうだ。そうだろう。SFというよりも、何だろう。思想小説?

ちなみに、私がはじめて三島と出会ったのが、あるアンソロジーの冒頭を飾っていた「軽王子と衣通姫」。これは、本当に傑作だと思う。

文学というものが、頭や心を通り抜けて、体を透っていく。そんな体験だった。ずっとまた読みたいと探していたが、新潮文庫の「殉教」という短編集に入っているらしい。明日、買ってこよう。

日本語というものを母国語として育った幸福感を感じてください。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

ウェブ2.0は夢か現実か?

ウェブ2.0は夢か現実か?―テレビ・新聞を呑み込むネットの破壊力今日は、インタビューのあと、ソニーのコンベンションに招待されたので、去年に続き参加。これは、またどこかで書きます。

ところで、以前、佐々木さんから送っていただいたウェブ2.0は夢か現実か?―テレビ・新聞を呑み込むネットの破壊力を、ようやく読み終わる。

以前のグーグル―Google 既存のビジネスを破壊する 文春新書が、既存のビジネスとWeb2.0を俯瞰した書き方であったのが、今回の本は、完全に既存ビジネスからみたWeb2.0を書いている気がする。

佐々木さんは、毎日新聞の捜査一課担当でもあっただけにお会いするとかなり鋭い感じの方なんですが、意外と(失礼)優しくて、フレンドリーな方でもあります。そして、何よりも率直。そのときに思ったことを、回りくどくない言い方で、言葉にする。

今回の本も、新しいビジネスの出現により翻弄されたり、驚愕したりと、今までの理屈から見たときの驚きを、とても素直に書かれている。

元になっているのはホットワイアードの2004年10月からの連載。

断片的ではあるけれど、言い切りがたのコラムだからこその、その徒然の忌憚のない嘆息があって、読み物としてとても面白い。ウェブ事件簿ともいえるような、後半が白眉。表現に誤解を与える部分があると、素直に誠実に謝罪するのも佐々木さんの特徴。

そして、230ページのモラルとルールについての部分は、たいへん興味深い。ライブドア事件の本質がさらりと書かれているように思う。そしてなんとなくmixiの隆盛にもこの話はつながるような気がするのは、私だけ?

| | コメント (2) | トラックバック (0)

オシムの言葉 その2

誰に向かって書くともなく、書いているの、この裏ブログなんですが、「「オシムの言葉」買いましたよ」と、かなりの人から言われたので、補足します。7月24日の記事。

この本を読んでいると、スロベニア人、クロアチア人、セルビア人といろんな民族の名前が出てきて、正直、混乱する。わたしも、「えっと、えっと、オシムはサラエボに生まれて、母方はチェコとポーランド系で、父方はドイツ系で・・・」「ピクシーはセルビア人で・・・」

はっきりいって混乱する。

なぜなら人の、血(民族)と、心(宗教)、体(地域)、頭(国)が複雑に入り組んでいる。

たとえば、日本は、日本民族が、これといった宗教をもたず、日本列島に、日本国の一員として暮らしている。

すごーくシンプル。

でも、ユーゴスラビアは

7つの民族、4つの宗教、国をまたがった居住地域、現在、6つの国に、分かれているのだ。

わかります?わからないでしょ。

わたしも、まったく分からない。Wikipediaでもこの程度。

Dvc00141_mそれが、見つけたのですよ。2006.7.27の朝日新聞朝刊 ののちゃんの自由研究に、ものすごく分かりやすい、民族分布の図を。

これ、最強です。6つの国それぞれの、人口と、民族分布と、宗教が図示されたうえに、地図上でも民族が色づけされている。これは、もめるわ。

この記事はたいへんわかりやすく、日本人のユーゴスラビア理解に寄与すると思います。

「は?ユーゴスラビアなんて理解することが、なぜ必要なの?」と、思われるでしょう。しかし、この人種・民族・主教・国境、この複雑な問題をどう解決していくのかを端的に考えさせてくれるのが、このユーゴスラビアの歩なのだと思うのです。

ある種、シンプルすぎる日本に生まれた幸福。だからこそ、あるところで人間の複雑さを理解する回路が切れているかもしれない、日本人。わたしは、オシムの言葉とともに、ユーゴスラビアを理解することが、切れた回路を回復するためにとてもいい示唆を与えてくれると思うんです。

7月27日の朝日新聞なんて、ないよー、という方。カラーコピーしてお送りしますので、メールください。

そして、朝日新聞さん。PDFにして、アサヒコムからリンクしてください。ぜひぜひ。

| | コメント (1) | トラックバック (0)

オシムの言葉

まだ読み終わっていない本なのだが(というか途中で旦那に奪われた。返してください)、すごい。

書店のサッカーの棚に置いてあったが、それは間違いだろう。余程、店員にいってやろうかと思った。

オシムという監督が日本のサッカーに及ぼす影響にとって、とても幸福な予感がするが、それ以上に、オシム監督という人物の背負ってきた人生を、日本人が一人でも多く知ることについて、日本にとって大変な幸福だと確信する。

ユーゴスラビアという国の歴史、その中でのサッカー。島国の、他者との軋轢からある意味、海によって守られている日本とは、いろんな意味で段違いの環境。

その中で、磨かれた本当の知性。真の意味での国際性。ほんと、すごい。

楽天でも、アマゾンでも売っていますが、今は書店のほうが入手しやすいと思います。

最初の50ページくらい読んで、胸が熱くなって、目頭が熱くなって、もうなんともいえない気持ちになりました。

仕事をする人間として、親として、勉強になる言葉で溢れています。

はっきりいって、日本代表がどうなってもいい。(サッカー好きのみなさん、ごめんなさい)。
オシムが監督になっていなければ、わたしはたぶんこの本を読むことはなかった。その意味で、ほんと、サッカー協会と、オシムを日本に読んだJEFに感謝です。

| | コメント (0) | トラックバック (1)

奇術師

奇術師読み終わって、おなかの中がごろごろするような、嫌な感じがする本。1ページをめくってから、息もつかせずラストまで。読後感は悪い。

しかし、それは決してけなしているわけではない。面白い。最高に。

奇術=記述であるというあとがきを待つまでもなく、まさしく、小説とは奇術であると、思わせる。

出てくる人にまったく感情移入ができないし、それを許すすきが見られない。完成度の高い構成。

舞台は19世紀後半のロンドン。ちょうどアメリカから電気の技術が、世の中を騒がせ始めたころのこと。ルパード・エンジャと、アルフレッド・ボーデンの2人のタイプの違う天才奇術師が繰り広げる死闘が3代後の現代までに影響を与える。

映画化が予定されている。ルパードとその妻、アルフレッドとその妻、オリーブの5人のキャスティングが気になる。デヴィッド・ボウィも出ているそうな。誰で出るんだろう???ということで調べると、

ルパードはX-Menのヒュー・ジャックマン、アルフレッドはバットマンのクリスチャン・ベール。オリーブはなんとスカーレット・ヨハンソン!そして、実在の科学者ニコラ・テスラをデヴィッド・ボウィが演じるそうだ。キャスティングを見ると、ずいぶん小説とは違うみたい。

ラストは原作と違うことを希望する。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

ブログ・オン・マーケティング 成功企業に学ぶブログ活用の極意

ブログ・オン・マーケティング 成功企業に学ぶブログ活用の極意ブログ・オン・ビジネス 企業のためのブログ・マーケティングに続き、ブログ・オン・マーケティング 成功企業に学ぶブログ活用の極意が出た。前作に比べて、一気に活用事例に幅と深みが加わった。

それは、前作の時点ではまだまだ、企業がブログを使っているという段階であったのが、今回は使いこなしているというか、ツールを提供しているシックスアパート社でさえも想定外なのでは?と思えるような事例が出てきていることがわかる。

実際の担当者へのインタビュー集となっているので、ブログというツールをどのようにその企業なりに、その担当者なりに料理しようとしたのかの肉声が伝わってくる。企業それぞれの個性と、何よりも担当者それぞれの個性がきらめいている。

トラックバックセンター型のP&Gなど一部の事例をのぞいては、実際に書いている担当者がインタビューに応えている。さらりと書いているが、これがいかに画期的なことであるか。企業の肉声を、その会社の担当者が書くなんていうことが、5年前には考えられなかった。

それが、現在は可能になり、それが可能になる会社が成功を収めている。

私が面白いなと思ったのが

■大阪マルビルと大阪第一ホテルのFrom サイバーコンシェルジュデスクの事例
■社内ブログ(カシオ計算機 非公開)
■有名人ブログのコーナーの眞鍋かをりさんのブログについての考察

様々な事例があるので、前作ともあわせて企業人としてのお手本として利用するのがいいと思う。必ず自社と近しい業種や、会社とのスタンスが近しい担当者が見つかるだろう。

さて、ブログ・オン・マーケティングは2以降も続々と出てくるだろう。そして、ブログ・オン・プロモーション、ブログ・オン・ジャーナリズムなど、さまざまな後続が出てくるだろう。楽しみだ。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

起業・独立の強化書

起業・独立の強化書アントレの仕掛け人、そしてドリームゲートのキーマンとして大活躍の増田さんの本をまだ紹介していなかった。寝首をかかれるのは嫌なので、紹介する。(冗談です)

増田さんは飲んでいると、わたしの気に障るようなことばかり言うのですが、実はほんとうにマメで優しい人で、一人一人のこと、発言をよくみていて、そして記憶力が抜群。最高のコーチなのだ。

この本も、その細部への愛情がひしひしと伝わるつくりになっている。

たくさんの起業セミナーにいくと、生半可な気持ちの人には起業をさせまいと、くじけさせるようなことを必要以上に言うひとがいる。しかし増田さんの場合は、陥りがちな失敗になるべくエネルギーがそがれないように、ひとりでも、思った以上の成功を修められるようにとの愛情が伝わってくる。

彼が常にいうことのひとつに独立と起業は違うという言葉がある。

起業とは、社会が求める価値を自ら提供するための決断。

独立とは、社会に対して自由に挑戦していくための決断。

蓋し、名言である。

起業を考えていない人にもおすすめである。自分というものの価値を考える、強化書。

ということで、かなり褒めたつもりなので、ぜひ今度、おごってください>増田さん

というのは、またまた冗談だけれど、エンカレッジエンターテイナーとでも言えるような、彼と、起業をスタートさせようとしている時期に会えた人は、本当に幸福だと思う。2年前に、アントレや独立事典をぼろぼろになるまで読んだことを、花粉を乗せてやってきた春風に吹かれながら、思い出した。

| | コメント (1) | トラックバック (0)

1億稼ぐ「検索キーワード」の見つけ方

カリスマプロデューサーの土井さんから書籍の出版のお知らせをいただきました。
3月21日の発売だそうですが、17日までに予約すれば、「キーワード広告、最新スーパーテクニック集」をもらえるそうです。

わたしも今、予約しました。

著者の滝井秀典さんは、インターネット黎明期から「売れるキーワード」を徹底研究してきたという、キーワードマーケティング研究所の代表。

自らが年商1億を稼ぎ出す、インターネットマーケティングの知られざるプロフェッショナルです。


------------------------------------------------

<キーワード1つで「ロングテール」を1億のビジネスに変える!>
『1億稼ぐ「検索キーワード」の見つけ方』 ついに発売!

インターネット黎明期から「売れるキーワード」を徹底研究してきた、
キーワードマーケティング研究所の代表、滝井秀典さんが、ついに
そのノウハウを本にまとめました!

その内容はズバリ、「今すぐ儲かる検索キーワード」の見つけ方。

数多くのクライアントを大金持ちに変えた、魔法のテクニックが、
なんとたったの1300円で買えてしまいます。

しかも今なら、キャンペーン期間中につき、
「キーワード広告、最新スーパーテクニック集」までもらえるようです。
詳しくは、以下をクリック!

http://www.niche-marketing.jp/book/campaign.html

------------------------------------------------

2冊、3冊買うと、特典がどんどん増えるので、私は2冊買いました。

ロングテールはわかったようでも、実践するのとしないでは、雲泥の差です。早くこないかな?

| | コメント (0) | トラックバック (2)

ブログ道

ブログ道メール道の出版パーティーで、「次はブログ道を書きますよ」とおっしゃっていたのが2年前。本当に久米さんは、お書きになった。

メール道がメールの書き方だけでなく、人と人がどのように縁をもち、そしてそれを維持し、大きく花咲かせるかという、コミュニケーション論、かつ人生論にまでなっていたのと同様、この「ブログ道」もまた、単なるブログの書き方本ではない。

帯に「心に響き、人生を切り拓く『心得』と『作法』」とあるが、まったくその通り。武士道につながるものがあるとさえ感じてしまう。

久米さんの幸福の根源に触れられる思いだ。ブログ本としてよりも、なんというのかな、松下幸之助の道をひらくと一緒に併読したいようなそんな本です。

久米さん、ありがとうございます。次は、ナニ道なのでしょうか?ひとつ提案があるので、今度お会いしたときに、囁きます。

| | コメント (2) | トラックバック (0)

必携!ネットショップ構築標準ガイド―本当に売れているお店が押さえている58のポイント

必携!ネットショップ構築標準ガイド―本当に売れているお店が押さえている58のポイント必携!ネットショップ構築標準ガイド―本当に売れているお店が押さえている58のポイントを送っていただき、ちょっと悔しいくらいいい本なので、ショックだ。

見開き2ページで、オンラインショップで重要な
●ショップコンセプト
●サイト構造・ナビゲーション
●店舗情報
●ページの構成
●ユーザビリティー・アクセシビリティ
●テキスト
●HTML/SEO
というチェックポイントがわかりやすく解説されている。

この本自体のユーザビリティーがなんといっても最高なのだ。使う人の身になった編集が、そこかしこに溢れている。

ショップの店長さんはもちろん、アフィリエイターやブロガーにも必携の一冊だと思う。

巻末には使えるソフトやサービスの一覧表もある。ほんとこれを舐めるように読めば、相当な実力アップになるだろう。私は毎週、外出する際、課題図書を1冊入れておくが、今月と来月はこの本しか入れないと、ここに誓うのでした。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

ブログ・オン・ビジネス 企業のためのブログ・マーケティング

ブログ・オン・ビジネス 企業のためのブログ・マーケティングブログ・オン・ビジネス 企業のためのブログ・マーケティングを、ちょっと前に送っていただいて、まだレビューを書いておりませんでした。

このブログはココログを使っていますが、「らむね的通販生活」ワーキングマザースタイル[wmstyle.jp]ママドンナ・ブログパーティーと、すべてMovableTypeを使っている私としては、SixApartには足を向けて寝られません。

そもそもココログも、SixApart社のTypePadを利用しているわけですし、わたしがいくつかお手伝いしているサイトも、ほとんどがMovableTypeもしくは、TypePadを利用している。

一体、どうしてここまでSixApart社の2つのプロダクトが、ビジネスに有用であるかのヒミツがこの本にはつづられている。

・ブログを活用した企業の実例の肉声コメント(J-WAVE柴田書店「食の殿堂」R25など)
・ブログによるプロモーションを次々と実現される敏腕プロデューサー

巻末にはすぐ使えるブログ実例100が掲載されており、たいへん便利である。

情報発信とコミュニケーションと効果測定がシームレスに可能になる。それがブログである。

ブログはたくさんの人にたくさんの喜びをもたらしている。そしてたくさんの企業にたくさんの利益をもたらしている。それが実感として伝わってくる。

ブログは有機的で、偶発的で、突発的で、創造的な、何かを作る。想定外のことを嫌う人には不向きだ。想定外の消費者、読者、ファン、サポーター、使い方、コミュニケーション、が大好物な人には、もってこいだ。

が大好きな人々が手にする、21世紀最強(現時点で)のコミュニケーションツール。そのガイド本。

企業の方はもちろん、個人としての情報発信でもツカエルところが満載です。ぜひぜひ!

| | コメント (0) | トラックバック (1)

ネットで稼ぐ人のための日本一わかりやすい確定申告

060125_040045_m.jpgもうすぐ確定申告。最高のタイミングで発行されたのが、このネットで稼ぐ人のための日本一わかりやすい確定申告!という本。

私の場合、会社の決算を5月にするのに加え、2月は自分自身の確定申告だ。もう何年になるだろう。前からこういう本があれば、ずいぶん助かったのに。でも早速、今年はこの本に、くびったけ。

この季節、各マネー雑誌にて、確定申告の特集をやっているが、少なくともこのブログを読んでいる方は、ネット関連の方だろう。この本、いいですよ。使えます。(楽天ポイントって収入なんだぁ。どうやって申告しよう?)

イラストが可愛いいし、「領収書がないときの必殺技」なんていう、とっても身近な話題もあります。いい本を作りましたね!編集者さん!

| | コメント (2) | トラックバック (11)

白馬の王子はなぜ来ない?

白馬の王子はなぜ来ない?白馬の王子はなぜ来ない?この本は、土井さんから年末に送っていただいて、早速読んだものの、なかなかどうのように紹介していいのか、正直、戸惑った本です。なぜ戸惑ったかといえば、セレブ男性獲得ノウハウとしてあまりに基本的で、それについてたぶん照れていたんだろう。

セレブ合コンの仕掛け人である著者尾崎さんを先日、王様のブランチで拝見して、「ああ、そういうことか」とようやく合点がいったので、もう一度読み直して、紹介文を書こうと思います。

これは、「女性がセレブを獲得するために読む本」であるのと同時に、「現代の若い女性たちがどのように自己演出をすればいいと思っているのか」を、裏読みする本でもあると理解します。

今、伊勢丹で最も売れているブランドが、いわゆる合コン勝負服。かわいくて、無難で、品がいいと思わせると思われる服。

これは悲しいことか?わたしはまったくそうは思わない。そもそもIT業界でぶいぶい言わせている男性に「どうしてそんなに成功したいの?」と聞くと、速攻で「女の子にもてたいから」と答えが返ってくる。

お互いにぴったり合っているのだ。花と蝶と同じ。

女の子にもてるために男性は成功を獲得し、女の子は成功した男性に気に入られるために装う。いいことだ。いいことだ。わたしははっきりいって、こういうの大賛成だ。

合コンという場でどのように女の子が自分を高く売るかの営業マニュアルでもある、この本。「ふんっ」と思わず、女の子は絶対に読むべきだし、男性こそ女性を見分けるためにも読むべきだ。

気に入った男性を落とすには、料理を取り分けよう。みんなのを。そして必ず同席している女性に気を使おう。なんて、基本的なことなんでしょう!これができていれば、私は…。やめておこう。

わたしがすぐに紹介文を書けなかったところに、自分のなんというか「セレブ婚、イェーイ!」なものへのコンプレックスが、如実に表れているようで、ちょっと心が痛い。

買うべし、読むべし、実践すべし。13年前に読んでおけば…。やめておこう。

| | コメント (0) | トラックバック (1)

超実践!ブログ革命 共感が広がるコミュニティ作り

超実践!ブログ革命―共感が広がるコミュニティ作り先日の関心空間BUZZの忘年会増田真樹さんにいただいたご著書です。

今、2回目読んでいます。

ブログについての深い考察だけでなく、いわゆるウェブを利用したコミュニケーションについての著述がすばらしいです。ブログの本としてよりも、コミュニケーションの本として考えていただけるといいと思います。

特に第5章は、増田さんの人間性の根底に流れる優しさが垣間見られて、かなり感動しました。

ブロガーのみなさんにとっても、これだけブログの可能性があるのだという新鮮な驚きを与えてくれる本だと思います。

お願いだから、買って読んで下さい。きっと私に心から感謝することでしょう。18ページまで読む頃には、わたしにひれ伏すでしょう。ああ、起きてください。それよりも、最後まで読み進めましょう。

| | コメント (1) | トラックバック (4)

「魔法の質問」は心のデトックスに最適

060109_153004_m.jpgメルマガで大人気のマツダミヒロさん から、著書のこころのエンジンに火をつける 魔法の質問を送っていただきました。

見開き左側にテーマ、右側に質問。
とても読みやすいし、自分の原点に戻れるような、そんな本です。

コーチング本はブームにもなっていますが、本当に自分を導き出せるような、シンプルな本は珍しいのではないかと思います。

1冊ノートを用意して、1問からはじめてみる、そして、半年たってまたやってみる。2冊のノートを見比べてみる。

そんな利用法もおもしろいのではないかと思います。


私にとっては、火をつける というよりは、 解毒する というような気分にぴったりの本でした。

| | コメント (3) | トラックバック (7)

ひとつのブログで会社が変わる!

051224_024622_m.jpgひとつの ブログで会社が変わる、和田さんの最新刊です。これは、一応、ビジネスブログの本ではあるのですが、最近、ちょっとボルテージが落ち気味の、ブログ燃え尽き症候群の方に、もう一度、ブログで情報発信する意義を見直すためにも、読んで欲しい本となってい