坂の上の雲

もうすぐ始まる!と、慌てて原作を読み始め、放映が始まる前に1巻をちょうど読み終わった。

ドラマ、素晴らしかったですね。ほぼ原作どおりだったのにも満足です。音楽と、映像の、素晴らしさ。原作のエピソードやセリフがそのまま活かされた良さもあるけれど、そのうえ、豊富な過去の映像や写真などの資料が、まあ良く集めたなと。ドラマとしての素晴らしさと、資料としての素晴らしさ。

キャストもそれぞれうってつけ(キャストを知ってから読み始めたので、これはある意味当然か)だけど、なかでも菅野美穂。わたしは菅野美穂が日本の女優で一番好きだ。出てくるだけで、何か熱いものがこみ上げてくる。イグアナの娘で出てきたときからだ。普通の女優さんがセリフをいっているとしたら、彼女は、その役を生きていて、頭で咀嚼したナマの言葉をしゃべっているように思える、ほど、すきだ。

本当に3年間、思う存分楽しませていただきたい。小村寿太郎、陸奥宗光が、竹中直人と大杉漣ですって。うーん、早く見たい。


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風が強く吹いている

風が強く吹いている観て来ました。映画を見に行くことになって、慌てて読んだ原作の世界が大切にされていて嬉しかった。(わたしは原作ものの映画化の場合、先に原作を読んでないとちょっと気持ち悪い)

とにかく、「カケル」役の林遺都の走る姿の美しさ。

原作を読んだ時に、一番のお気に入りだったユキ。ユキがまさしくユキで、感動した。

家族で見たが、原作にない神童のエピソードに、娘と号泣。和久井映見。ずるい。

惜しむらくはゴールとラストは、原作どおりにしてほしかったなぁ。そのほうが、「未来」があったのに。

箱根駅伝が大好きな私としては、原作にも出てこない、映画にも出てこない、当日のエントリー変更で走れなかった六道大の彼に代表される、たくさんの走れなかった選手たちに、敬意を表したい。彼らの映画でもある。

文化の日。中学生のグループなどが連れ立って見ていて、ルーキーズにしろ、この映画にしろ、友情、達成感、居場所、そんなものをストレートに表現した映画が人気を集めるのは、誤解される言い方かもしれないけど、健康的なことだと思う。娘の塾の先生が、受験を前にした子供たちに、「観るように」といったそうだ。弱小塾がとんでもないことをやらかす、そんな冬でありますように。

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ガス人間第1号

ガス人間第1<br />
 号あまりの感動に、しばし呆然。席、立てず。

東宝特撮映画を元にしたこの映画。演出・出演は後藤ひろひと。あの名作「パコと魔法の絵本」の作者だ。あの世界観にひかれ、ほとんど情報を仕入れず、ブログの絶賛を多数読んで、朝、「おもいっきりドン!」の収録で汐留にいって、夜まで時間がぽっかり空いたので、行ってきた。シアタークリエ。

わたしもネタばれはいやなので、あまり内容には触れないでおこう。しかし、劇場であれほど泣いたのは久しぶり。あ、もちろん涙もろいですよ。でも、しゃくりあげて泣いた。

見終わって、泣きはらした目で、しゃっくりをしながら、日比谷から銀座のユニクロまでふらふらと歩きながらおもった。帰ったら、旦那と娘、自分にとって大切な人をおもいっきり抱きしめようと。そして、自分に大切な人がいる幸せと、帰ったら抱きしめられる幸せを、しみじみおもった。(相手の反応は、この際無視して)

今月31日までなので、ふらりとぜひ。チケット情報

中村中というシンガーのものすごさ。
そして、南キャン山ちゃんが、怪演!ブラボー。

笑いと、切なさと、苦しさと。人恋しくなる秋にぴったりの、ひとときでした。

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「任侠ヘルパー」がはんぱなく面白い

録画しておいた草なぎくんのドラマ「任侠ヘルパー」が、面白すぎる。介護の現場のドラマはNHKでもあった気がするけれど、ここまで踏み込んだドラマは初めてではないか?極道がヘルパーの道にという荒唐無稽さが民放の味ではあるけれど、さまざまな観点から、実はそれほど遠くないことがドラマでも示唆されていて、単にキッチュなだけではない。

とにかくフジテレビの手がける草なぎドラマにはずれなし。成田離婚、いいひと。、僕の生きる道、僕と彼女と彼女の生きる道、僕の歩く道、などなど。僕の生きる道は、嗚咽するくらい号泣したっけ。

草なぎ君の演技力もさることながら、必ず共演した女優さんがブレイクするのもおもしろい。僕の生きる道の矢田亜希子は女神さまのように美しかった。小雪や香里奈も。今回は黒木メイサがすごい。むちゃくちゃかっこいい。

介護保険を払う世代になり、介護が身近になってきている。ママ友の何人かも介護職についている。老いることに目をそむけずに、直視するために、かなり役に立ちそうな、ドラマになりそうだ。

草なぎくんは、このあと、BALLAD 名もなき恋のうたの公開が控えている。私が日本のアニメの中で、最高傑作と考える『クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ アッパレ!戦国大合戦』の実写版。この映画はすごかった。足軽の身分で戦に参加する恐ろしさが実写以上に、いや、アニメだからこそ、身に迫ってくる。戦争に参加するということの恐ろしさが伝わってくる。そして、映画のラストシーン。「存在の耐えられない軽さ」、「君さえいれば 金枝玉葉」とならんで、大好きなラストシーンベスト3に入るんだけど、実写版ではどんなラストシーンになるのかなぁ。

ぜひ、このアニメ、見てください。私、クレヨンしんちゃんって、この映画以外に見たことなくて、たぶん通常のクレヨンしんちゃんファンにとっては、受け入れられない人もいるかもしれないのでは?と思うくらいに、本格的な戦争映画です。

実写版。アニメが大好きなだけにすごく悩むけど、でも演技で裏切らない草なぎくんなら見てみようかなと。というか主人公の又兵衛は草なぎくんそのものっぽい感じ。

とりあえず、面白いドラマと、魅力的になるだろう映画が、くっだらない事件のためにお蔵入りしなくてよかった。

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ルーキーズ最高!阪神ファン視点から

ルーキーズ最高!阪神ファンいえね、阪神ファンじゃなくてももちろん楽しめるすばらしい本格派スポ根映画の名作でしたが、阪神ファンの自分としては、もうたまりませんでしたね。

ドラマは一切見ていないので、筋もよく知らなかったのですけど、もう、名前に響く響く。苗字と名前が、それぞれ阪神選手の組み合わせで、湯舟だけ、「あれ?湯舟だけ本名?」と思ったのですけど、帰って調べたら、湯舟は敏郎、哲郎は川尻だった。そうそう、川尻。

組み合わせも絶妙ですね。なんとなく共通点がある。共通点だったり、まったくの逆位置だったり。名前の組み合わせだけで阪神ファンなら、3時間は語れるのでは?岡田優也は、奥さん思いが共通。濱中太陽も、いろいろ共通している。若菜智哉も、外見のクールさと中身の熱さのギャップがぴったり一致。真逆といえば、ビジュアル面とでたがりーおたくで、新庄慶だけど、お互いメジャーを経験するなどの共通点も。

とまあ、阪神ファンは劇中のキャラクターと、苗字の選手と名前の選手のシンクロを楽しめるという、1粒で二度も三度もおいしい思いをするわけだ。

でも忘れてはいけない。野球への視点が、まさしく阪神ファンの、古くからの阪神ファンのものだと思った。阪神ファンという居場所感覚。底から見る野球。怪我をしてグラウンドを去らないといけないものへの視点や、途方のない夢の持ち方。

それと、以上に間が長いと思うでしょう。野球映画につきものの、1球投げるまでの間。
あれは映画だからなんだけど、時間が決められたサッカーなどのスポーツとは違う、野球ならではの間。
人がリズムを決められるスポーツ。スポーツに絶対時間と相対時間があるなら、相対時間のスポーツの王者が野球だと思う。

そして、空間も。
野球は、グラウンドの限界がない。(ドーム型のスタジアムは除く)
神宮と甲子園が設定上の舞台になっていたけど、この2つの球場のすばらしさは、得がたいものだ。
甲子園を世界遺産にするといいと、いつも思う。応援を含めて、世界無形遺産でもいいかもしれない。
というのは冗談としても、時間は両チームの投手がコントロールして、空間は打者が限界に挑む。
とっても人間的なスポーツなんだなと、再確認した。

空に放たれた野球というスポーツ。
何度も映る、東京の空。空で、すべての野球はつながっている。
そんな風に感じた、晴れやかな時間だった。

ほんと、ありがとう、川藤幸一!
叫びだしたい気分です。

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ミー&マイガール

見てきました。ニュースZEROでも取り上げられていた、開幕前のオーケストラ楽員によるパフォーマンス。
最近は、開幕前や幕間のパフォーマンスなど、ファンサービスに力を入れる劇場が多い。ミー&マイガールの後に上演されるダンス・オブ・ヴァンパイアも幕間のパフォーマンスが人気を呼んだ。

もちろん、作品自体のおもしろさも両方とも十分。ミー&マイガールはとにかくハッピーなミュージカルで、踊りだしたくなるくらい。2階席だったので参加できなかったが、1階席はオールスタンディング(?)で、かなり盛り上がっていた。(もちろん2階席も盛り上がっていたが)

この作品は、東宝ミュージカルのプリンス的存在の井上芳雄さんが主役。そして、相手役は笹本玲奈さん。
3年前にも同じペアで上演されたけど、笹本さんのあまりの美しさに驚いた。

ミュージカル界には、美しい上に、踊りも歌もすばらしい人材がたくさんいる。だけど、その割に、一般の知名度は低い。もうちょっとたくさんの人に知ってもらっていいかなと思う。

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スラムドッグミリオネアと、宝塚あれこれ

先週の日曜日に、私が一番大好きだった安蘭けいさんが宝塚星組を卒業しました。

かなり落ち込みましたねぇ。へこみました。

5組、割とバランスよく見ているのですがやっぱり星組はほとんど見ていますから、野球でいえばエースが抜けてローテーションの軸を見失った監督の境地でしょうか。(わかりにく)

この一年、彩乃かなみちゃん、安蘭けいさん、遠野あすかちゃん、そして、これから白羽ゆりちゃん、なんとなんと、大和悠河さん、陽月華ちゃん。トップが6人も抜けてしまう。安蘭さんも大和さんも大好きな男役トップだったので、ショックでかいのはもちろん、娘役の大輪がやめすぎ。大丈夫だろうか?正直、後任が前任よりも魅力があるように思えない。逆にいえば、この何年か、娘役トップはできが良すぎたのだろう。あぁ。もったいない。

というわけで、ふさぎこみがちな私を、旦那が今日は映画に連れて行ってくれた。スラムドッグミリオネア。宝塚とは真逆の世界。

つうか、私には受け付けない映画でした。珍しく途中退場してしまいました。最後は戻ってみたけど。

何がダメって、たぶん、主人公(小、中、大のうち、大)の顔がダメ。あと、途中、勝手に「臓器売買?」と思いこんでしまい(後から考えれば年代的に、それはない)、ちょっと気分が悪くなってしまったというのもあるんだけど。最後もどうも理不尽で、私は全然だめでした。たぶん、私、インドには住めないと思う。

結局考えてみるに、大和悠河さんと陽月華さんの、はやすぎる退団発表がまだ私にダメージを与えているんだろうなぁ。

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「ジェネラル・ルージュの凱旋」を見てきた

原作を読んで、これはもう堺雅人の代表作になるだろうなと思った。それくらい、堺雅人が演じる「速水センター長」は魅力的に描かれていた。いてもたってもいられなくなってオープン初日に観てきた。

映画でも実際、速水センター長はかっこよかったし、堺雅人もすばらしい演技だった。

しかし、しかし、、、、、

どうして、原作のもっとも本質的なところをスルーするんだろう。あくまでも私が核と思っただけなのか?ショートケーキのイチゴ抜きを食べさせられた感じ。それも、イチゴの跡がくっきり残っているイチゴ抜きのショートケーキ。

私は、「ジェネラル・ルージュの凱旋」のもう一人のヒーローは、黒崎第一外科部長だと信じていたので、それが完全に無視されたのが悔しくてたまらない。それにともなってジェネラルルージュの伝説もねじまげられている。

映画としては破たんなくよくできている。映画オリジナルの伏線や小ネタもおもしろい。しかし、原作者が一番映画で訴えたかったことはたぶん、すっぽり抜けていると思う。

朝日新聞3月7日付朝刊の広告特集でも原作者が

今回、私が作品の中でもっとも書きたかった部分が映画では変えられています。

と、発言している。そのあとでの文脈では、映画を絶賛しているが、とりあえず冒頭で上の発言をしたということは、違和感はあったことと思う。また、それがどこであるかは伏せられているので、私が「原作者が一番訴えたかったこと」とおもった箇所とは違うかもしれない。

原作を映画化するときに、よりドラマティックにするために改変するのはわかる。でも原作のもっともドラマティックなところを削除するというのはどういうことだろう。

ちょっと頭にきて、一度寝たのに、また起きてこれを書いているという私も、どうしたものか。憤怒で目覚めてしまった。


以下ネタばれなので、よろしく。この怒りがなんであるかはっきりさせるために、自分のために書いておく。

●ジェネラルルージュの伝説について
文庫版上巻245から251ページまで
15年前のデパート火災での若き速水医師と周囲が描かれている。
映画では、受け入れ要請を受け続けていたが破綻して断らざるを得なかったという失敗体験として描かれているが、原作では、受け入れ要請を受け入れ続け、かつすべての采配をふるった成功体験として描かれている。

●黒崎部長の行動
文庫版下巻137ページから142ページまで
映画では、デパート火災で下っ端の速水医師に指図されたことを恨んでいると描かれているが、原作では、政治的な軋轢も、医師としてのプライドも、現場での速水医師の前では、小さなものにすぎないと、彼をかばう。劇的なシーンだ。倫理委員会での彼の発言は、経営組織としての倫理委員会と、医師としての倫理が、危うい矛盾をはらみながらもそれでも機能しているという夢を読者に与える、もっともファンタスティックな場面なのだ。

原作でのヒーロー度を100とすれば、速水医師は50%、黒崎部長は0%になってしまっている。あーもったいない。平泉成は怒っていい。

どうしてイチゴを抜いちゃったのか、監督に聞いてみたい。本当に不思議だ。黒崎部長が伝説の場面で感じた幸福感こそが、読者の求める医療という仕事の原点であって、そういう夢が読めるからこそ、海堂尊の原作は人気があるのだと思う。そこを抜いちゃうということは「そんな生ぬるくないよ」という監督の意思か?その割にはドクターヘリは実現しちゃっているんだよね。おっかしいなぁ。

ちなみに、原作は本当に面白いのでぜひ。

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マンマミーア 最高!

20090205043256先週末、家族で見てきました。よかったです。すばらしかったです。劇団四季版のミュージカルが大好きなわたしも大満足でした。

メリル・ストリープは、老け過ぎて、娘のソフィーの祖母みたいだし、
それなのに、不自然なくらいはじけていて、少々見苦しいし
ピアース・ブロスナンなど男性陣は、椅子からずり落ちるくらい歌が下手だし
もう突っ込みどころは満載なんだけど、

もう、ほんとハッピーじゃぁー!

ダンシングクイーンがかかれば、もう体が勝手に動き出す!!!!

あーん、もう映画よ終わらないで!フィナーレも、ミュージカル版に準拠しており、なんで、客席のみんな立たないの!と、もう叫びだしたいくらい!!!!

家族で見に行ったけど、娘とずっと手をつなぎながら、結婚衣装を身につける場面では二人して涙をぬぐいました。娘を授かった幸せを、実感しました。

こういう映画観ると、「あー、子離れできるかなぁ」と、絶望的な気分になりますね。絶対にDVDが出たら買う!

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私は貝になりたい

私は貝になりたいこの映画は娘を連れて家族で見ようと前々から思っていました。週末見に行ってきました。きちんと作られた素晴らしい映画でした。

私の父にはないが従軍体験がないが伯父にはある。伯父はあまりそのことについて話さない。

どうにか戦争の恐ろしさを子供たちに伝えていくためには、私たちがきちんとバトンをつかまないといけないのだろう。そういう意味で、中居正広という人気アイドルが主演し、TBS中心にたいへんな宣伝をくりひろげ、一人でも多くの人が見る可能性を生み出したことはとてもいいことだと私は思う。

それに値する映画だった。普通の人が被害者になることも戦争の恐ろしさだ。でも、一番恐ろしいのは普通の人が加害者になることだ。自分は悪いという自覚なく。

先日「ママはイラクに行った」という番組を見た。これまた、ふつうの人が、もっとも戦争とは遠い人が簡単に稼げるということで州兵登録していたばかりに、イラクに送り込まれる。その結果、心を壊してしまう。

「私は貝になりたい」決して見終わった後に爽快な映画ではない。でも小学校高学年以上のお子様がいらしたらぜひ連れていかれて、そのあといろいろと話し合っていただけるといいかなと思います。

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パコと魔法の絵本

パコと魔法の絵本号泣と爆笑と、映画のポスターにもあったとおり、果てしなく襲う、号泣と爆笑。

映画が終わって立ち上がって、泣きすぎでまっすぐ歩けないくらい、旦那に支えてもらってドトールで息を整え終わるまで、まるで老婆のように精根尽き果ててしまいました。「パコと魔法の絵本」、傑作です。

アニメと実写の入り混じる過剰なまでの演出と演技は、苦手な人もいるでしょう。でも、わたしには、ど真ん中でした。

この映画、ポニョを見に行ったときに予告編をやっていて、ポニョにはあくびの涙しか出なかったのに、パコの予告編だけで泣いてしまって、娘に馬鹿にされたのです。公開されたら絶対にいち早く見に行こうと思っていて、2日目に行けてよかった。旦那も、「おれは違うのみるよ」と言っていたのに、結局他の映画がいま一つということで、おつきあい。でも珍しく「よかった!」と感動していました。

なんだろう?すごくたくさん病んでいる人がいて、そんなひとたちが繰り広げるファンタジー。

映像が、光の使い方がとても素敵で、隅から隅まで完全に完成されていて、とにかく、すごい映像体験でした。もとは舞台だったそうですが、それも納得。舞台的な過剰さが、すごかった。

劇団ひとりの最後のシーンがいちばん泣けたかな。彼、大好き♪

最後のどんでん返しも含めて、情報はあまり入れず、私を信じてぜひ見に行ってみてください。絶対にスクリーンでみないと、だめ。DVDで見る映画ではありません。

なんかよくわからないけど、アーヴィングの「ホテル・ニューハンプシャー」を思い出した。あれも小説・映画ともに、過剰さが魅力だった。本当に伝えたいことがあまりにシンプルであるために、まるで照れているがごとくの過剰さ。

(追記)
過去、2度舞台化されたらしく、配役比較はここに詳しいです。ネタばれもあるので、観る前のかたはお気をつけて。

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ミラクル7号と崖の上のポニョの、2008子供映画対決は中国の圧勝

ミラクル7号は香港映画ではあるが、中国の映画と言って今はいいのだろうか?どちらも夏休み前と夏休み中に、娘と二人で見た。はっきり言って、ミラクル7号の圧勝。ポニョは睡魔に勝つのが精一杯。

共通点は、ミラクル7号が、奮闘する父(母は死亡?)、息子、エイリアン(ミラクル7号)
崖の上のポニョは、奮闘する母(父は航海中)、息子、エイリアン(ポニョ)
親子関係と、エイリアンが主たる登場人物。


いずれも、一生懸命働く片親と、偶然出会ったエイリアンを大切に思う息子の話なのだが、ストレートにメッセージが伝わったのがミラクル7号だった。ポニョは、何が言いたいのかよくわからなかった。私には、さっぱり。

ミラクル7号で伝わるのは、子供を育てるということの力強さ。靴も買えないような貧乏をしても、子供にいい教育を受けさせようと肉体労働にいそしむ親。繰り返す言葉「ウソはつくな、喧嘩はするな、一生懸命勉強して人の役に立つ人間になれ」
子供に対する思いがぶれない親と、反発する子供。それらを見事に融和させて前進させる異物としての、ななちゃん(ミラクル7号)。子供は感動し、親は親としての矜持を持つことについて背筋が伸びる。

それに比して、ポニョはいったいなんなのか?親子にとってポニョがなんなのかさっぱりわからない。(私には)

千と千尋の物語にはあった重層的だからこその余韻や、ハウルの動く城にはあった主人公の成長は、今ひとつ見当たらないし、なんかもう、すごく凝ったまずい砂糖菓子を食べさせられたような、そんな感じ。飲み込んじゃえ、でももう欲しくないよぉ。

子供に何を伝えるか、子供をつれてきた一緒に見ている大人に何を考えさせるべきか、その2つのパラレルな光線を持たない子供映画は、私は時間を無駄にしたぁと、強く思ってしまうのだ。まあ、引率と割り切ればいいのかもしれないけど。まあ、国の元気の違いなのかな。次世代に、未来に何をメッセージするのか、明確な国と、そうでない国の違いととらえるしかないのかも。

「じゃあ、お前が見た最高の子供映画はなんなのよ?」と、問われれば答える。
クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ アッパレ!戦国大合戦」であると。

あれは、すごすぎ。ラストシーンは、邦画ラストシーンベスト5に入るくらい好きだ。でもちょっと、子供への光線は弱いのかな。トトロも普通に好きです。

付け加えれば、娘はミラクル7号は最高にエンジョイ。ポニョもかなりおもしろいと申しておりました。

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ザ・マジックアワーとアフター・スクール

マジックアワーとザ・マジックアワーアフター・スクールを見てきました。

先々週に、アフター・スクール、先週末にマジックアワー。

年に5本を超えて映画をみることがなくなってしまったこのごろの私にしては上出来。家族挙げての三谷ファンとしては、マジックアワーは残念ながら“まあまあ”という域は超えなかったなぁ。三谷監督が出ているバラエティーのほうがおもしろかった(特にサラリーマンNEO)。三谷監督の佐藤浩市への愛がよく伝わる映画でした。後半、もう一息!でした。入れ子スタイル。

アフター・スクールはかなりおもしろかった。大人の映画です。どんでん返しスタイル。

マジックアワーは、お金かかってるなぁーと、感嘆。
アフター・スクールは、安く仕上げたなーと、驚嘆。
映画ってほんといろんなことができるんだなと、思いました。

アフター・スクールの大泉洋が、佐々木蔵之助に最後に言った言葉を、昨日の秋葉原の事件の犯人にも届けたい。でも、ほんとうにそれに帰するだけでいいのか?ごく一部のキレル人間の暴挙とだけ片付けていいのか?

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薔薇のない花屋にはまる

今期のドラマは、薔薇のない花屋に、かなりはまっている。慎吾ちゃんがものすごくいいのと、ストーリーが「眠れる森」を彷彿とさせるようなミステリアスな進展で、どきどきしまくっている。

最近9時台のドラマは、HDDに録画して娘が寝てからゆっくりみているのだけど、基本、見てからすぐ消してしまっていた。でも「薔薇のない花屋」、6話がすばらしくて、また1話からじっくり見たいと消してしまったことを大後悔。

YouTubeにはもちろんないんだけど、いろいろ探すと、あるんですね。世の中には。いやはや。

わたしも著作権関連のお仕事に携わっている身。ちょっとそのサイトをここに書くのははばかられるが、すごい。私が発見したサイトは、すでに日本語でのまとめサイトも数種あるくらいで、たぶんもう常識になっているのだろう。知らなかった。

何より、そのサイト、“仕事”が速い。放送ではつかない山下達郎の主題歌の日本語字幕までついている。

仕事の現場を見てみたいものだ。P2Pサイトの底力をひさびさに見た。

ちなみに、「薔薇のない花屋」第6話は、私の長いドラマ視聴歴のなかでも、歴史的な一話でした。どうぞ、DVDが出たらご覧ください。今度の月曜日は第8話です。

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アース見てきました&反捕鯨に思う

映画「アース」を見てきました。驚異の自然映像の連続。通常、こういう自然映像は癒されつつも眠くなるのが常だが、動物同士の食うか食われるかの関係性や、環境の異変による絶滅への危機など、美しいだけではない自然の持つ摂理と切実な環境問題の提起によって、あっというまの96分間。

忘れられない美しいシーンやコミカルなシーンなど数々あれど、それはこれから見る人のお楽しみとして、とにかく思ったのが、動物にとってもっとも大切なのは自分の命を守ることではなく、子供を守ることだということ。自分の命<種なのだ。

それぞれの子供を守る必死な姿には、強く感動した。逆に言えば、次世代の利益よりも現世代の利益を優先する種は、あまりこの地球上にはないのかもしれない。次世代を守るために犠牲になる象の疾走(私はそう解釈した)に、人間という種との対照を見た。

さて、オーストラリアの環境省大臣自ら音頭をとる調査捕鯨反対運動。ある種の人種差別ではないかいう反論が日本人のあいだにあるようだ。それは否めないだろう。ただ、古くからの食文化だからという理屈もまた通るようで通らないだろう。海というクロスボーダーな空間に存在する、“かわいらしい哺乳類”である鯨。これを食べる文化を敵視することは、たとえば中国人がパンダを食べていたら日本人だってそれをどうにか止めようとするだろうし、オーストラリア人の気持ちもなんとなくわかる。

では、日本人はどうしたらいいのか?地道に食料自給率を上げていくということしかできないと思う。オーストラリア牛肉の牛丼を愛食しながら、反捕鯨に反対してもやはり弱いと思うんですよねぇ。

食文化の成熟のもっとも重要な指標は自給率といってはいいすぎか?高くても国産。朝からごはん。それが、唯一できる反反捕鯨運動ではないか?

アースに出てくる動物たちは、必死に食べていた。食べるものを探していた。日本の鯨に対する切実を理解してもらうためには、切実に対する説得力をつけないと。命を削って、乳をあげる哺乳類。わたしもその一人として、日本の子供として生まれた娘に何を食べさせるべきか、沈思黙考。

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第79回アカデミー賞に消化不良

インファナル・アフェアを愛する私にとっては、少々というか、かなり「まじ?」って感じの今年のアカデミー賞。みんな、トニー・レオンとアンディ・ラウのオリジナルを見たら、絶対にあの作品にアカデミー賞を贈ろうとなんて思わないでしょう。会場アナウンスでは「日本の映画を元にして」とか言ってるし。プロデューサーの受賞の言葉にも香港のスタッフへの敬意は少なくとも私には聞き取れなかった。残念だった。

スコセッシには、別のもっとオリジナリティーのある作品でとってもらいたかった。

アカデミー賞の授賞式はわたしのライフワーク(って大袈裟な)でもあるので、ここ何年か見ているが気づいたことをいくつか。

・司会者がエレン・デジェネレス
 名前を聞いて「ふーん知らないな」と思ったのだが写って「おおっ」。あのヒトじゃん。
 アメリカでは Oprahと並ぶ人気のThe Ellen DeGeneres Showのパーソナリティー。
 というよりも、たぶん、ここにもあるように、90年代から彼女はカミングアウトしている。アメリカのゴシップ紙にもよく二人連れの写真を飾っている。
 日本は男性がカミングアウトするのは、それほど珍しくなくなっているが、女性というのはまだ芸能人でも例はないのだろう。今日のマイクパフォーマンスでも自分のキャラクターを匂わせる発言を何度かしていた。

・アル・ゴアの存在感
 かなり目立っていましたね。「長編ドキュメンタリー賞」「主題歌賞」を見事受賞しただけでなく、レオさまとプレゼンターをやったりと。どうなんでしょうね。出馬するのかしら。

・ますます進む多国籍
 われらが謙さんがカトリーヌ・ドヌーブと出てきたのにはびっくりしました。他にも、メキシコ映画「パンズ・ラビリンス」が結構目立っていたり。

・ドレスが一番すてきだったのは
 ペネロペ・クルスも可愛かったけど、一番はやっぱりキャメロン・ディアスかな。ニコールとグィネスが同じような髪型をしていて、ちょっとドキッとした。

もうひとつ、すでにアメリカでは「奇術師」(原題:The Prestige が完成し公開されていたことを知って、ちょっとうれしかった。なかなか評判もよかったようです。早く観たい!!

というわけで、木村拓哉、嫌いではないのですが、こういう仕事は引き受けないで欲しいな。

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硫黄島からの手紙

旦那と「武士の一分」を見に行く予定が、急遽変更。

見たい映画から、見るべき映画への変更だった。映画鑑賞という域を出た、体験でした。

パンフレットの26ページの最終行。帰りに寄った居酒屋で、号泣した。日ごろ温厚な旦那が「周りが変な目で見るから、ちょっと」と、注意するくらいに。

つまり、あんな思いをして日本に帰った帰還兵にとって、まだ戦いは続いているのだ。文中にも直接的に語られてはいないが、あれから、これまでの、“平和”の中での帰還兵たちの戦いや葛藤に思いを馳せ、涙が止まらなかった。

戦後を新たな戦前にしないために、私たちが、いや、私ができることはなんだろう?

日本人がもつ圧倒的な賢さと、日本人がもつ圧倒的な愚かさ。映画の中では描き分けられていた2つのキャラクターは、たぶん誰にも共存している。

あのような異常な状態で、わたしは自分の中にある2つを抱えて、どう生きていけるのだろうか?

関連する本を片っ端から読んでみたくなった。日本人に作れない映画だったかはわからないが、よくぞ作ってくれたとクリント・イーストウッドには感謝したい。日本人から見て首をかしげる些細な点はありながらも、無駄に日本人を入れれば大切な部分が伝わらなった可能性もあり、結果的には正解だろう。

俳優もみな、すばらしかった。

渡辺謙は冒頭の歩き方、話し方から、栗林中尉の人となりを見る側に見事に伝える。この人は本当に日本が誇る俳優だなと感じ入った。ラストサムライから、格段に進化(というよりも深化かな)した、ケン・ワタナベだった。
獅童は、もう当たり役。こういう役をやらせたら、この人の右に出る人はいないのでは?
大森南朋もよかった。でもパンフレットに載っていなくて、寂しい。

二宮くんもグレート!まったく演技していないように自然にそこに存在していた。彼を見て感心するのは、いつもここしかないというタイミングで涙を流す。

ただ、一番わたしがいいと思ったのが、バロン西を演じた伊原剛志。実在の金メダリストだという西という人物自体の魅力もあるのだろう。とても心に残った。

今が戦後であるように。
今が未来から見た戦前にならないように。
今、戦中である地球の現実に目をそらさないように。

この映画が、たくさんの方に、一人でも多くの方に見ていただけますよう、心から祈ります。

蛇足ですが、二宮君はパン屋の役だったのですが、大宮でパン屋をしていたと、何度も大宮が出てきて、うれしかったです。(西郷という人物は映画上の人物なのでしょうが)

もうひとつ。

生き恥を晒す、という言葉が死語になればと切に願います。自分の命よりも大切なものなど、基本的には何一つないのだと、大切な人に伝えたい。

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ユア・マイ・サンシャイン

試写会を見に行ったのは1ヶ月ほど前のことで、正直見た直後は、一応号泣しながらも、「うーむ、韓国映画は相変わらず過剰だなぁ」「これは、エイズに気をつけようという啓蒙映画なのかな?」と、どちらかといえば、シニカルな印象も持った。

だけど、なんだかじわじわ来ている。

何よりも、タイトルすごくありません?

「You are my sunshine」

おなじみの曲だけど、そこのあなた!そこのあなたには「You are my sunshine」といえる人がいますか?「あなたは私の太陽だ」ですよ?

ちなみに私にとって「You are my sunshine」な存在は、やっぱり娘ですね。娘は絶対的な「You are my sunshine」です。旦那は、そうねぇ。サンシャインではなく、サンバイザーくらいかな。日よけかよ。

人でも、ものでも、ことでも、「You are my sunshine」と思えるものに出会える人生は、いいものだ。そんなことを教えてくれる、素敵な映画だったなと、CMで見るたびに思います。

11月3日から封切。「You are my sunshine」な人とぜひ。

ユア・マイ・サンシャイン

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フラガール

フラガールよかったす!

すっごく。

イギリス映画の「リトルダンサー」「ブラス!」も、炭鉱映画の傑作だったけど、これまた同様の、夢をもつ炭鉱の若者の映画の傑作。

スパリゾートハワイアンズには、おととし行って、すっごく感動した。抜け感と、本物感の、バランスがとってもよかったのだ。

そうか、そういう物語があったんだと、切なくなった。

しずちゃんが、すごくかわいかった。それから、松雪泰子!美しすぎ。女優人生の中で、こんなふうに演じられて、ものすごい幸福ではなかろうか?

人から見ると、ばっかみたい、そんな夢が実現する。


それを見るのはしみじみと、幸せ。

もう、ベッタベタな映画だけど、だからこそ、何も考えず、泣きに行って下さい。前半の、バレエシューズのところが私の号泣ポイントでした。

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そろそろ檀れいの予習を始めてもらおうか

山田洋次が時代劇映画を作っている。最初は「たそがれ清兵衛」(名作)そして「隠し剣 鬼の爪」(未見)そして、今年12月封切りの「武士の一分(いちぶん)」。

真田広之→永瀬正敏ときて、木村拓哉

そしてその相手役は

宮沢りえ→松たか子ときて、誰なんだろう?

と、ずっと思っていた。天下のキムタクの相手だ。相当な女優さんだろう。

キムタクのいい意味でのくさみを上手に活かせる女優。誰だろうな?と思っていたら、ずいぶん前に、制作発表でちょっと映ったが、綺麗な人っぽいなと思っただけで、誰だかわからなかった。

そこでネットで検索。檀れいとある。ふーん。誰?

だ、だ、だ、檀れい???????!!!!!!!!!!!!!

檀ちゃん、じゃん。

ぎゃーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
こ、これは、キムタクの久々の邦画という以上のニュースじゃん。檀れいが映画進出!!


そう。私が娘と母以外でもっとも愛する女性、それが檀れい。大げさ。宝塚ファンだった(2001から2004まで)私にとって、檀れいはもうほんと、特別な人なのだ。

むちゃむちゃ綺麗。もう大好き。女性のわたしも惚れるくらい。

ただ、彼女。宝塚時代は、「踊れない、歌えない」と評判の娘役トップ。宝塚にはつき物のショーでも、あやしく揺れる簡単な振り付けで、見るものを魅了したという、伝説の娘役トップなのだ。(お芝居はかなりうまいと、私は思う)

そして、アムネリス。ああ、アムネリス。

アイーダってしってますか?あのオペラのです。劇団四季がディズニー版「アイーダ」をもってきた2002年の冬。その7月に宝塚も「王家に捧ぐ歌」という宝塚版アイーダをやったのだ。

アイーダを簡単に説明すると、古代エジプトはエチオピアとの戦争に勝ち、奴隷を王都につれてくる。奴隷となるエチオピアの王女がアイーダ。それに恋をするのがエジプトの将軍ラダメス、ラダメスのフィアンセでエジプト王つまりファラオの娘がアムネリス。この三角関係を描いたのが「アイーダ」。アイーダとラダメスが愛し合うことを知り、アムネリスは傷つく。そして最後、アイーダとラダメスは生き埋めにされる。

ディズニー版はアイーダ(黒人)とラダメス(白人)の異人種間の恋愛を機軸に、宝塚版は不戦というメッセージを色濃く反映したものに、それぞれアレンジされている。どちらも大好きなのだが、共通しているのはアムネリスが双方ともとても魅力的に描かれていたこと。

ディズニー・四季版は、最初は贅沢に明け暮れるバカ王女。宝塚版は、気品ある気ぐらい高い少々意地悪な王女。それが両方ともラストに向かって、すばらしい成長を遂げる。

「アイーダ」の肝はアムネリスなのだ。

そして、何よりも「王家に捧ぐ歌」のアムネリスは、たぶんもう檀れいに捧げられたともいえるような、うってつけの役だった。美しかった。ソロの曲「ファラオの娘だから」は、まるで啖呵を切るように歌い、迫力満点。歌は苦手なはずが、まったくそれを感じさせない、奇蹟の歌唱。

わたしは実は「アイーダ」役が好きで見に行ったが、すっかりアムネリス檀れいに魅了され、ヤフオクで(以下略)

世の中には2種類の人がいると思う。それは、檀れいのアムネリスを生で見ることのできた人と、そうでない人。ありえない美しさ。衣装もすばらしかった。あー、眼福、眼福。寿命が伸びることよ。私の晩年の3年は、檀ちゃんのアムネリスのおかげじゃよ。

その、檀ちゃんが、き、きむたくと・・・・。

キムタク~。しっかり檀ちゃんの映画デビューをサポートしろよー。と言いたくなるくらいである。

ちなみに、この檀サマ。中国公演では楊貴妃の再来ともてはやされ、再度の中国公演では「檀れいを連れて来い」との中国側の熱いリクエストの末、かなり変則的な編入で参加していた。見事な中国語で歌っている。そして口をあけてみている中国の方々の気持ちがよくわかる。(NHKハイビジョンで放映)

そこのあなた。

檀れいを、今からよくおぼえておいてください。2007年のお正月は檀ちゃんです。

見てから「檀ちゃーん・・・(絶句)」となるか、「檀ちゃんっ!!(歓喜)」となるか、わたし、はっきりいって、今からかなり緊張してそのときを待っています。(どきどきどき)

撮影は終了しているはず。山田監督!うまく編集してくださいねっ!!

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MXのBlog TVに生出演してきました!

060721210804びっくりしました。Blog TVに前から出演を依頼されていたのですが、「夜8時からなんて、収録夜遅いなぁ」と。

・行ったら生放送でした
・神田さんだー
・え、富美さんも出るんだ!うれぴー!
・あ゛あ゛、予習すべきだった(基本的に事前情報ってミニマムにしたいほうなんです。人生これ、サプライズ)
・モブログしようにも、こういうときに限って、デジカメもたず。携帯はバッテリー切れ。
・初回は小鳥ぴよぴよさん、先週はコグレさん、来週は  (言っていいのかな?)、再来週は (言っちゃ駄目だよね?)の面々。もう、大物の間に挟まれた超小物ブロガーの私。
・お弁当食べそびれて、おなか減った
・ではリハーサルといわれて、のほほんとスタジオに下りたら、リハーサル後、すぐ本番。口紅を塗りなおす暇もなし。女子たるもの、赤みのない唇で人様の前に出てはいけない。後悔。
・リハーサルがあってよかったと、つくづく素人はおもうのであった。
・なのに、ソニー銀行の河原塚さんの落ち着きぶりは反則だー!!

紹介されたサイトは
ワーキングマザースタイル[wmstyle.jp]
「らむね的通販生活」

記事は
ワーキングマザースタイルのミュンヘンのスタッフによる、ドイツ敗戦後のレポートや、アナスタシア(人気眉サロンの体験レポートの衝撃画像)ワールドカップのイケメンの記事などが紹介されました。

「らむね的通販生活」の、ソニーα100の購入レポートのYouTubeところてんのポッドキャスティングなどのお馬鹿記事が時間の関係で紹介できずに、ちょっと残念。新しい技術に、稚拙さをものともせず、とりあえずトライする輝かしい精神をぜひ、ご覧いただきたかった。

2004年に、月曜日にブログを初めて見て、金曜日に辞表を出したというのは、とってもウケテいました。でも本当なところが怖い。

司会の金澤さん(美人!)、放送作家の北川さん(超面白いし、頭の回転異常に早し)、世界一ピンクのシャツが似合う、神田さん。そして、ヘアスタイルが絶品だった山崎さん!

たくさんのスタッフのみなさま、ありがとうございました。次回テレビ出演(まだやる気か?)の改善点。ルージュは離さない。

この番組、第一部:最新の検索トピック、第二部:ビジネスブログ、第三部:ホットブロガー
ということで、今回の最新検索トピックは「昭和天皇」

先日のメモの件でのバーストだろうが、このトピックについて神田さんが「昭和天皇もブログを書いていればよかったのに」との言葉が印象的だった。

思えば、中世の、天皇家を中心に交わされた、和歌はエントリー、返歌はトラックバック、だったのでは?平安時代は、出来のいい和歌はあっというまに宮中をかけめぐったというし。人は、言葉によってつながる。古今東西。いつの世も。

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西遊記

スマップファンだからというわけでもないが、月9の「西遊記」を見ている。このあいだの放映の台詞でドキッとする言葉があった。「叶えられた夢は、人間にとってもっとも強固な牢獄。人はそこから進めなくなる」というような言葉。

脚本は坂元裕二(『ラストクリスマス』、『愛し君へ』、『あなたの隣に誰かいる』)。
何よりも、「同・級・生」「東京ラブストーリー」と、柴門ふみ原作のドラマで一躍注目を浴びた人だ。どちらも夢中で見た。原作も好きだったが、脚本の台詞もいいのだ。胸がほんと、きゅんとする。

そして、西遊記。子供っぽいドラマの中に、そっと人生を切り取るような、どきっとする台詞が隠されている。お暇なら、ぜひ。月9、あなどれません。

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森永さんに萌えを教わる

050707_180859_ed_m.jpg本日は、悪女会という催しにゲストとしてもぐりこませていただいた。

メインは経済評論家の森永卓郎氏のスピーチ。予想以上に魅力的な方だった。おもしろかったのは、現在首都圏の30代男性の6割が独身で、それらの結婚できない男性達が支える萌えについて。

実は、前日、ある勉強会のあとの飲み会で、奇しくも、シルバー産業とは、実はセックス産業である。そのことを表したのが、「愛ルケ」であり、大人のOFFの個室露天風呂のついた温泉特集だという話題になった。

萌え、愛ルケ、冬ソナ。うーん。マーケティング視点から見ると、「こんなこと」「あんなこと」やりたくなってしまう。大人の出会い系。出会いのクロス(ジェネレーション)セリング。ゆっくり考えてみよう。

はてさて、萌えについての洞察を深めたところで、テレビ版「電車男」。

          キタ━━━━━(゚∀゚)━━━━━!

一応、お約束。

で、なかなかよかったと、思う。2ちゃんねらーとしては、よくあの世界を実現してくれたと、一応OKとしたい。どうでもいいけど、伊藤美咲って美人だなー。

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最高!マッスルミュージカル

最高!マッスルミュージカルいやー、すばらしかったです。ほんと。

体ってすごいなぁと、マジでおもいましたです。ワーキングマザースタイル[wmstyle.jp]のほうに詳細なレポートは入れましたが、まじ、ほんと、鍛えた体の可能性について、つくづく感じ入りました。

オリンピックとかは純粋なアスリート達の勝負の世界ではあって、それももちろんすばらしいけれども、その技量をして、人を楽しませるというのは、また一歩高度なエンターテインメントなのではないでしょうか?

タレント、芸能人って日常使う言葉の意味がわかった気がする。真の意味での、タレント、芸能人の姿を見た気がします。なんか、おもしろかったのと同時に、深い感動を覚えたのは、あの陰に隠れた、日ごろの鍛錬を思うからでしょうか?

まじでおすすめです。老若男女、いろいろな角度から楽しめる一級のエンターテインメントです。


マッスルミュージカル2005 バイキング公式ページ
■チケット購入ページ
(4/23~6/5横浜マッスルシアターにて)
(6/9~6/19大阪シアターBRAVA!にて)

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アカデミー賞の発表

私はこれが大好きだ。毎年、休みをとって生で見るようにしているほど。

オスカーの公式サイト

さて、今年は、クリス・ロック。(タッカーではなく、ロックでした。ごめんなさい。)司会の同時通訳が例年以上に理解不能。。。

■助演男優賞
モーガンフリーマン「ミリオンダラーベイビー」
スピーチがたいへん短くてよかった。
ジェイミー・フォックスを最優秀助演のほうであげておいて、レオ様に主演といくかとおもったら、うーむ、主演が見えにくくなりました。

■助演女優賞
ケイト・ブランシェット「アビエイター」
この人は、これからもいくらでも獲っていくだろうけど、キャサリン・ヘプバーンを演じてもらうというのはすごいこと。以前主演女優賞でエリザベス一世を演じてもらえなかったけど。(ブラピショックのグィネスが獲得して、それはそれで私はハッピーだったが)
日本には彼女に相当するような硬質な女優さんっていませんね。ケイト・ウィンスレットとダブルケイトで、今後、何度もノミネイト&受賞するのが、楽しみですね。ちなみに、どちらもママです。


●●ちょっと一言::ハル・ベリーや、レニ・ゼルウィガー。あのスタイルのよさは、もう、なんというか。戸田奈津子さんが、砂時計体型といっていたが、ほんと。いい表現だ。

●●ちょっと一言::視覚効果賞の受賞者が「I LOVE MY JOB!!」と叫んでいた。うーん。いいね。私も叫びたい!

●●ちょっと一言::従軍している人へのメッセージがここかしこにちりばめられていたが、そう見るからかもしれないか、少し他人事でおざなりな感じがした。受賞作やノミネート作品のなかに、今を映した映画があったのか?今を感じて映画を作っているのか?そんな疑問がちょっとだけした。お祭り騒ぎっぽさはかなり抑えてあるけれど、それでもこのきらびやかさ。現実感にとぼしかった。そこが魅力的なんですが。

●●ちょっと一言::ビヨンセいい!「コーラス」「オペラ座の怪人」の挿入歌を歌ったが、どちらもよかった。すごいなー。ビヨンセ。

●●ちょっと一言::ぎゃ。。元プリンスだ。

■主演女優賞
ヒラリー・スワンク「ミリオンダラーベイビー」
うーむ。またアネット・ベニングは敗れたか。
ドレスの背中がすごかった。←ヒラリー

●●ちょっと一言::外国語映画賞の「海を飛ぶ夢」はすごそうだ。4月公開らしいがとっても楽しみ。

■主演男優賞
ジェイミーフォックス「Ray」
あー、レオ様が・・・。まあ、トムクルーズもまったく縁がない最優秀。そんなにさらっと獲ったら、トムクルーズに後ろから蹴られるだろう。主演はなかなかゴールデンスターは取りにくいですね。いやはや。

■監督賞
クリント・イーストウッド「ミリオンダラーベイビー」
いやープレゼンテイターにジュリア・ロバーツが出ていたことがすごくうれしい。11月に出産して以来かな?双子を出産したのに、もうおなかがひっこんでいた。それが監督賞よりも感動した。ごめんね。クリント。

■作品賞
「ミリオンダラーベイビー」
えー、うそ。
やっぱりマーティン・スコセッシは、ちょっと敬遠されているのか?ここは断然「アビエイター」だと思ったんだけどなあ。ちょっと予想外な終幕ですかね。

ちょっとあれれな、77回。

なんかね、保守的というか、新しい風というものをちょっと拒んだ形の77回といえるのではないでしょうか?レオ様のトムクルーズ化。さて、どちらが先にとるか?

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あけおめ、ことよろ

すごかったですね。マツケンサンバ。

もう、頭から離れません。

何よりも、今年52歳の彼が、最後は息をはあはあ言わせながらも、あの踊りと笑顔で、見ている人を喜ばせようとしているところに、素直に感動しましたね。

今年はわたしもマツケンサンバを目指します。

原点に戻り、周りを楽しませること、そして自分を楽しむこと。それを思いっきりやってみたいと思います。

まさか自分が会社を作るなんて思わなかった。でもとりあえず作った。今年は、実績を作る年だと思います。

今年もどうぞよろしくお願いいたします!思いっきりたのしい年でありますように!

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一山越えました

ちょっと最近、忙しかった。ようやく一山こえたので、自分へのご褒美で、映画を見ました。

死ぬまでにしたい10のこと
死ぬまでにしたい10のこと

WOWOWでとっておいたのをようやく見た。泣けました。号泣。まだ目がしょぼしょぼしている。

さて、私もすごく大事な友達を2年前に亡くしてからずっと、死を身近に感じてきた。あと1年のいのちだったら、今やっていることを本当にやりたいか?を、自分に問いつづけてきた。その結果が今だ。わたしは今、とても自信をもって、死ぬまでにしたい10のことをやっているといえる。

ちなみに、わたしもこの映画と同じように恋をしたい。ちなみに相手も決まっている。ここ読んでるかな?心当たりがある方は、要連絡

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ロシアの事件とNHKの番組

ロシアの事件、みなさんどう思いましたか?わたしはあまりのショックで、土曜日は寝込んでしまいました。私はナイーブです。外で起きた事件についてすぐに自分に起きた事件のように感じて、ショックを受けてしまう。

それは、たとえば経営者としての資質としては、あまり好ましくないかもしれません。でも、言い訳のようになるかもしれないけど、あまりに他人事として処理する能力に長けるのも、どうしたものかと思います。

子供が、政治的なテロの犠牲になる。ひどいことだ。

新聞に、寝ずに手術をしているという医師の談話があった。

わたしが今一番怒っているのは、事件が起きてから、なぜ救急医療チームがその地に派遣されていなかったか、ということ。この期に及んで、医者が足りないというのはどういうことか。事件が起きてから50時間余り。近隣の都市から、かき集めることが本当にできなかったのか?

いや、もちろんやっただろう。でも1000人の人質がいれば、1000人以上の体と心にキズをもつ人が助けを求めるはずなのだ。それだけの万全の準備をしてほしかった。適切な医療を受けられずに、亡くなった子供が一人でもあれば、それは政府による二次災害だ。

わたしは何をすればいいのだろう。そんな気持ちのままに、NHKの番組をみた。これまた別の意味でとても苦しい番組だった。

「親の何気ない言葉に傷ついた」というような趣旨の発言が子供から多く発せられていた。あたりまえだと思う。

親は、子供を愛する初めての人間であると同時に、子供を傷つける初めての他人でもあるのだとおもう。他人とのかかわりで、人間は愛情を知り、かつ、傷つくことも覚える。子供を傷つけない親なんていないと思う。ありえない。

大切なのは子供を傷つけないことではなく、人間は傷つけあったり愛し合ったりすることで、おたがいに生きていくということを、子供に教えることだと思う。傷つくこと、傷つけることを恐れずにコミットすることの大切さを。

といいつつも、こんな奇麗ごとがいえるのは、娘がまだ小さいからかもしれない。あと1年か2年もすれば、もっと深い闇のなかにあしを突っ込むこともあるかもしれない。

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ライオンキング

ライオンキングは、ミュージカルの王様だ!!

昨日はライオンキングを家族で見に行きました。

たぶん、この日くらいは会社の目処(設立の)も立っているでしょうし、初めてプロとしてのセミナー講師が前日に終わっている。ということで、ちょっとしたプチごほうびとして、あらかじめ予約しておいた。

ライオンキングは2回目。娘がまだ赤ちゃんのときに、彼女が生まれて以来初めて夫婦二人のデートしたのが、このライオンキング。内容の素晴らしさももちろんだけど、「娘が大きくなって3人で見に来られたらいいね」と、帰り道に二人で手をつなぎながら帰ったことを今でも思い出す。本当にすばらしかったのだ。

さて、娘が4歳くらいになってから、「ライオンキング行かない?」と、かなり言ってきたが、「怖い」と断られてきた。なので、去年、四季デビューをさせた作品は、なぜか「マンマ・ミーア」。その後、「夢から醒めた夢」、「アイーダ」と見せてきた。満を持しての、「ライオンキング」

B00003IQK1.09.MZZZZZZZ

予め、↑のCDも購入して、予習もさせた。(大人にももちろんいいですよ。素晴らしいです)

結果。娘もなんだけど、やっぱり私が、大感動。すごい、すごいよ。ライオンキング!
各シーンがまるで絵画のようにすばらしい。歌がいい。

主役の二人(李涛・飛田万里)も素晴らしかった。

このミュージカルの主題。命の環。与えられた地位を全うすること。過去から逃げず、過去から学べ。
子供も楽しめるミュージカルだけれど、でも確実に大人たちに対して、“子供に伝えることを逃げてはいけない”ということを伝えるためのミュージカル。

だてにロングランしていないぞ。見ていない人はお願いだから、だまされたと思って、行って下さい。あまりの色彩・音・メッセージの洪水に、見も心も洗われること、請け合い。

あー、シャドウランドを大声で歌いたいぜ。ベランダで歌っていい?駄目?
わおーん!!

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金スマの安住アナ

今日というかもう昨日だけど、ものすごいテレビを見てしまった。
安住アナねたなんだけど、あれってありなの?

テレビ局もここまで来てしまったかと。安住アナウンサーに対しては特になんのコメントもないんだけど、あれを番組にして公衆に流すというTBSの姿勢に、驚いた。呆れるとか、怒りを覚えるとかそういうネガティブな驚きももちろんあるんだけど、ここまできたかというのが正直なところ。

よくわかんないんだけど、越えてはいけない一線をこえちゃったんじゃないかなぁ。テレビとして。

うーん。
見ていない人は全然わからないと思うけど、どうにもこうにも見ていていろんな意味で混乱する30分でした。

うーん。
どうしても一言に凝縮すれば、テレビは本当に怖い
以上。まる。

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WOWOWに夢中

今日というか、もう昨日だけど、「冬のソナタ」と同じ、ユン・ソクホ監督の「夏の香り」の最終回。ぬるすぎー。2ch用語を使えば、もうだめぽ。

どこがどう駄目かといえば、サンヒョク@冬のソナタのキャラ踏襲の、チョンジェ@夏の香りが、もう主人公のオトコよりも全然かっこよすぎて、主役二人に感情移入が全く出来ない。

そもそも、このWOWOW、宝塚にはまってから加入したのだが、「フレンズ」とか「CSI」とか、海外ドラマがかなりおもしろい。それから、いまはユーロ2004を全31試合独占生中継しているのも、ほんと、やめてくれといいたいくらい、おもしろい。ポルトガルとイングランドのPK戦はすごかったー。

スカパーはうちは入っていないんだけど、WOWOWで十分。ちなみに、話題の「SEX AND THE CITY」略して「SATC」は我が家は見ていない。おぼこいでしょ。SATC一挙放送は、ひそかにDVDレコーダーに入れちゃおうかなとは思っていたりする、今日この頃。

ところで、夏の香りの話題に戻るが、このチョンジェ。我が家では、生きた「課長 島耕作」と呼んでいる。似てるでしょ?

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銭形金太郎

いいですねぇ。この番組。大好きです。

なんか妙に元気が沸いてくる。貧乏だけど豊かなんだよね。たまにむっちゃくちゃヘンな奴がでてくるけど、それもまたよし。学生時代、こういうやついたなー、どうしているんだろう。今。彼らは。

ちなみに、旦那が、この番組を見ていると、普段にはない楽しそうな声で笑う。ひそかにそのために私はこの番組を見ているという説も。。。

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