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クアトロ・ラガッツィ読了

クアトロ・ラガッツィ〈上〉―天正少年使節と世界帝国 (集英社文庫)クアトロ・ラガッツィ 下―天正少年使節と世界帝国 (2) (集英社文庫 わ 13-2)2か月間、だらだらと読んでいたこのクアトロ・ラガッツィ。今日はばたばたしたストレス多い5月を切り抜けたご褒美に、下巻の残りを一気読み。先ほど読了した。

最後にこみ上げるものがあり、ぼろ泣き。もう一度、最初に戻って、はじめにを読んで、また声をあげて泣く。

作者の若桑みどり氏は、千葉大の教授。ながくルネッサンス美術を研究していた、美術史家だ。それが、95年、60歳で1年教壇を休み、「新しいテーマ」を模索する。そこで見出したのが、この「クアトロ・ラガッツィ」つまり、天正少年使節 4人の少年(クアトロ(4人の)・ラガッツィ(少年))の足取りだった。

本は、2003年に完成し、彼女は2007年に亡くなった。享年71。

上下巻のうち4人を描いた部分は実はそれほど多くはないが、帰国後の4者4様の人生への視線が温かい。特に、棄教したものへの視点。

そして、まるで映画のようなラストシーン。いつまでもわたしの宝物になるだろう。

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決算を3月末にしてしまったのは、一生の不覚

たくさんの方におめでとうメールをいただきましたが、私は5月の末が誕生日。わがスタイルビズの決算は3末。つまり税務書類の提出が5月末締め切り。

起業して以来ずっと、誕生日前後の精神状態が最悪。毎年わけわかんない書類作りでイライラばちばち。家族もいつ祝っていいやら、遠巻きにしている。

ちなみに、今日は雨の中、合羽を着て税務署→銀行を行ったり来たり。税務署ってほんとうに親切にしてくれるんだけど、今年から事前に予約を取るシステムになったらしく、やんわりと「ちゃんと予約してください」と言われる。「税金を納めるのに、予約も何もないだろぉ!」と内心怒るが、かなり税務署の方に書類作りを依存しているので、笑顔で「すみませぇん」と甘い声を出す。

あー、終わった。吹奏楽の保護者会も引き継いだし、今日は半年くらい傷んでいた虫歯の治療にも行ったぞ!ストレスのもとになっていることがいくつか片付いて、6月からはニューらむね。なんちゃって。

ちなみに、木曜日は阿修羅を観に行ったりもした。阿修羅。すごかった。展示方法がほんと、いい!それに、阿修羅以外の、八部衆像、それに十大弟子もすばらしかった。あれだけのフィギア(全部で28体つくったらしい)を並べて、さぞや壮観だったろう。

5月29日以降、休館の6月1日を除き、最終日の7日まで、毎日午後8時まで開館延長することを決定しました。

とのことなので、未見の方はぜひ。ついつい帰宅後、橘三千代と、その娘で阿修羅のプロデューサー光明皇后をネットで調べまくった。光明皇后の娘である孝謙天皇も入れて、この女三代。奈良時代から天平にかけて、まあ女性皇族・貴族の強いこと、強いこと。

ということで、今週末はゆっくり休んで、クアトロ・ラガッツィの残りを読もう。

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医薬品のネット販売規制に反対するブログパーツができています

オンラインドラッグ協会の特設サイトで、現在、ブログパーツを配布中です。

私が一番気に入っているのはこちら。

<a href="http://www.online-drug.jp/signature/form.html" target="_blank"><img src="http://www.online-drug.jp/blogparts/images/stop.jpg" width="300" height="150" border="0"></a>

リンクコードはこちらです。
ぜひお使いください。


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医薬品ネット販売規制へのパブリックコメント募集はたったの1週間 18日まで

まずはじめに書いておきます。私はケンコーコムの社外取締役でもあり、利益当事者ですので、その点割り引いて読んでください。

いよいよ6月1日の薬事法改正に向け、この問題も佳境に入ってきました。

経緯を簡単に記すと、一般的に国会を通過した法律を運用するために、管轄する省庁は法律よりももっと細かいルールを決めた省令も公布します。省令案を今年2月に発表するとともに、今までその議論をほぼ「ネット販売反対派」だけで進めていたのを、新たに、「ネット販売賛成派」である、楽天三木谷社長、ケンコーコム後藤社長も議論の場に加えられることになり、「医薬品新販売制度の円滑施行に関する検討会」が発足。反対派と少数の賛成派の議論が交わされました。

GW前の第5回検討会でも、意見が割れ、最終的な省令案(注:1)も検討会に明示されないまま、「検討会の議論も踏まえて、再度まとめたものを、連休後にパブリックコメントを募集しますが、通常のように1か月では間に合わないために1週間募集します」となりました。

それにほぼ委員全員が反対意見を述べ、最終的な省令案をパブリックコメント募集前に検討会に示すことになり
第6回検討会が5月11日に開催されました。

そこで示された経過措置が以下です。
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6月1日以降に第2類医薬品をネットで購入できるのは、以下の2つの条件のいずれかを満たす人だけに限定する。

・離島にお住まいの方
(北海道、本州、四国、九州、沖縄本島以外にお住まいの方)

・5月31日以前に医薬品を購入された方が、同一店舗で同一医薬品を
 継続購入される場合

上記の条件は2年間の期間限定で、2年後にはこれらの方も第2類医薬品のネットでの購入を禁止する。

※第2類医薬品とは「バファリン」、「パブロン」、漢方薬、水虫薬、妊娠検査薬等の大衆薬のこと。
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これについて、また議論も巻き起こっている中で、せめて消費者ができることは、厚生労働省の案に賛成であれ、反対であれ、パブリックコメントを送ることです。

パブリックコメントを有用なものにするために、ぜひ、ブログをお持ちの方は、ブログにパブリックコメントに書いたことと同じ文章を貼って、かつ、「同趣旨のものをパブリックコメントに送りました」と、書いてください。

ブログをお持ちでない方は、現在オンラインドラック協会がコメントを掲載できるサイトを設置していますから、ここでも、まずはパブリックコメントを厚労省のサイトにて書き送る前にコピペして送信、その後パブリックコメントに書いたことと同じ文章をコピペしてオンラインドラック協会のサイトに掲載してください。「同趣旨のものをパブリックコメントに送りました」と、書いてください。

貴重なパブリックコメントが無視されないための、せめてもの工夫です。

また、ぜひ参考のブログにもお目通しください。

◎今までの経緯や、最新の検討会の議事録
■CNET 今までの経緯をまとめた記事

●4月28日の検討会 CNETによる議事録

●5月11日の検討会 津田さんによる「「医薬品新販売制度の円滑施行に関する検討会」を傍聴してきました認証がかかりますが、キャンセルすると普通に読めます。

◎意見募集サイト

■厚生労働省 パブリックコメント募集

日本オンラインドラッグ協会による厚労省に出した、あなたの意見を、こちらのページでもご紹介ください
ネット販売賛成派であるケンコーコム後藤社長が理事長をつとめています。またそのコメントは、ケンコーコムの特設サイトにもコメントは掲載されます。

◎その他、ネットでの意見の一部

クロサカタツヤの情報通信インサイト
雑種路線でいこう
finalventの日記
Tech Mom from Silicon Valley
追記
Web屋のネタ帳


私自身の意見を参考までに

1、検討会に「普通の消費者」を入れてください。消費者としてまったく共感できない消費者だけが、消費者の代表として利用されていることに怒りを覚えます。

2、第2類の根本的な見直しをしてください。第3類に移行してもいいような品目があると思います。どうして妊娠検査薬・排卵検査薬がネットで買えないのでしょうか?

注1:省令は、くせものです。私も特定商取引法の法案を検討する小委員会、省令を検討する部会、いずれも出させてもらっているが、法律は骨子。これは国会審議、決議を経る。しかし例外規定なども含む具体的な運用マニュアルである省令は、識者を集めた部会を経て、役所が作成した省令案を審議し、パブリックコメントを募集して、また部会があって微調整して、省令公布。識者もお役所が選ぶので、かなり恣意的。経済産業省は、私が出ているということもあるくらいなので、利益当事者としての消費者の意見も多少重視してくれている。もちろん今回の厚労省とは性格も立場も違う。ただどの省庁でも共通するのは、このような省令を検討する会というのは、人選がすべて。どの人間のフィルターを通すかで、すべてがかわってしまう。その段階でバランスを逸していれば、役所のルールをよろこんで通してくれる人と、反対意見を言う人も大勢を崩さない程度に入れるということで、すべて思うがままになってしまうのだ。今回、検討会にはネット販売賛成派(三木谷・後藤)が滑り込んだ。しかし、残念ながら利用利益を享受する消費者を座に加えてもらうことは不可能だった。反対派(既得権益を守る業界+被害的視点の消費者)と、賛成派(新興勢力)ということで、消費者として賛成する人が座に加わらないメンバー構成であった。いかにもバランスを逸している。リテラシーを高めることで自らの安全性・利便性を確保する、いわゆるフツーの消費者が排除されていた。三木谷さんが何か言うたびに「それはさんざん議論しました」という、人たち。私たちにもさんざん議論させてくださいよ。

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検疫官のみなさま、お疲れ様でした

空港の検疫で借り集められた検疫官の皆様、そして、そのために楽しみにしていた旅行をキャンセルせざるをえなかったご家族の皆様、本当にご苦労様でした。

みんなの観光旅行が最後まで楽しいものであるようにと、そのために仕事をする人や、その家族が、ずいぶん辛い思いをしたでしょう。こういうトラブルがあるたびに、胸が痛みます。

必要とされているということを、ご家族が理解してくれていることを祈ります。心から。

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「医薬品の販売等に係る体制及び環境整備に関する検討会」をどう理解すればいいのか?

GWは恒例のキャンプで、すっかり自然にまみれてきました。

さて、出発前の5月1日に三木谷さんからメールがきました。一斉メールでしょうから、もらった人も多いと思います。ちょっと興奮気味のメールでしたから、実際に何があったのかは、CNETの記事でようやくわかりました。

検討会の臨場感あふれる議事録

改正薬事法の完全施行は土壇場で厚労省がどんでん返し--委員の不信感も募り混沌に解説もあります。

うーん。

なんというか脱力します。

厚労省の方々は、何を蹂躙しているのかわかっているのでしょうか?
とにかく6月1日まで突っ走れ。手のうちは見せずに、形だけのパブコメをやり、あとは5月後半ぎりぎりに検討会を開催してそこでたとえ紛糾しても、既成事実をまとめあげて、6月1日が来ればいい。そんな感じでしょうか。

そもそも、利用者利益を訴える消費者の代表が検討会に参加さえさせてもらっていないのが不思議だ。被害者はそんなに偉いのか?弱者はそんなに偉いのか?

パンデミックになったら、頭痛薬をどうやって買いに行けばいいのかしら?

とにかく、怒っても、冷静に発言しても、どうしたって変化の余地のないことを見せつけられることに、脱力感を覚える。

草なぎくんのハダカは散々報道しても、こういう一般市民の生活にかかわる重要案件についてはあまり報道しないマスコミって何もの?

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スラムドッグミリオネアと、宝塚あれこれ

先週の日曜日に、私が一番大好きだった安蘭けいさんが宝塚星組を卒業しました。

かなり落ち込みましたねぇ。へこみました。

5組、割とバランスよく見ているのですがやっぱり星組はほとんど見ていますから、野球でいえばエースが抜けてローテーションの軸を見失った監督の境地でしょうか。(わかりにく)

この一年、彩乃かなみちゃん、安蘭けいさん、遠野あすかちゃん、そして、これから白羽ゆりちゃん、なんとなんと、大和悠河さん、陽月華ちゃん。トップが6人も抜けてしまう。安蘭さんも大和さんも大好きな男役トップだったので、ショックでかいのはもちろん、娘役の大輪がやめすぎ。大丈夫だろうか?正直、後任が前任よりも魅力があるように思えない。逆にいえば、この何年か、娘役トップはできが良すぎたのだろう。あぁ。もったいない。

というわけで、ふさぎこみがちな私を、旦那が今日は映画に連れて行ってくれた。スラムドッグミリオネア。宝塚とは真逆の世界。

つうか、私には受け付けない映画でした。珍しく途中退場してしまいました。最後は戻ってみたけど。

何がダメって、たぶん、主人公(小、中、大のうち、大)の顔がダメ。あと、途中、勝手に「臓器売買?」と思いこんでしまい(後から考えれば年代的に、それはない)、ちょっと気分が悪くなってしまったというのもあるんだけど。最後もどうも理不尽で、私は全然だめでした。たぶん、私、インドには住めないと思う。

結局考えてみるに、大和悠河さんと陽月華さんの、はやすぎる退団発表がまだ私にダメージを与えているんだろうなぁ。

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