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ヤフー、MS、DeNAら5事業者が「青少年インターネット規制法案」に反対--自主的な取り組みを進める

22日に電子流通研究会の最終回があった。そこに、ヤフー別所さん、DeNA春田さん、楽天関さんも出席。23日に、掲題の記者発表。そういうことだったのかぁ。

現在、自民党の高市氏が中心となってまとめている有害サイト規制法。自民党内にももう1グループと、民主党も法案を準備しているとのこと。今回の5事業者のグループは当然規制法案には反対の立場。もし情報の有害性を国が審査すると言う高市案が実際に施行されたら、かなり現場は混乱するだろう。

しかしそもそも、この未青年に対する有害サイト問題。

たとえば携帯は親が子供の安全を主旨に買い与えて、月の料金も払い続けている。実際に、お金を払っている親が、その商品そのものをまったく知らずにお金を払っていると言う、言わばバベルの塔のように斜めに歪んだ構造に安住してきた携帯コンテンツビジネスに対する批判は正当になされるべきだと思う。

私はIT業界で食べている人間だ。だが、親であり、かつネット上で何度も中傷され炎上と言う言葉が一般化する前から炎上してきた人間だ。子供を守りたいし、大人であってもネット上で中傷されるという痛みを身をもって知っている。

子供のためを思って買い与え、料金を支払っている携帯やPCが、子供の心を傷つけ、未成年にはあまりに過剰な情報にさらしていると知れば、そこからどうにかして子供を遠ざけたいと考えるのは当然ではないか。

高市案にびっくりして、慌てて自主規制なんていうものを持ち出している企業たちは少々恥ずかしいと思うべきだし、過激な案がないと慌てないという鈍感さには、少なからず腹も立つ。

さすがに高市案は青少年保護以上の過激さを感じざるを得ない。ただし結果的に、重い腰の企業を慌てさせ、実効力ある自主規制に着手せざるを得ない状況に追い込んだという点では、高い評価ができる。

この自主的な取り組みが、これから10年、本当に青少年を守るのか、じっくりと見させていただきたい。そして、何らかの法律が成立する見込みが現時点で50%以上あるならば、10年たって心から高市氏に感謝できるように、各ビジネスモデルの補正を、早急に進めるべきだろう。

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炎上ミュージカル「レベッカ」を見てきました

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クンツェ&リーヴァイのコンビ作としては「エリザヴェート」「モーツァルト!」「マリーアントワネット」についで4作目。初演順からいうと、このレベッカのほうが06年9月にウィーンにて、マリーアントワネットが06年11月に日本にて。なので、日本に紹介される作品として4作目ということです。

レベッカは映画で観た人も多いだろう。わたしも昔、映画で観た。とにかく使用人の老女が怖いのなんのって。それが印象にひどく残った作品だった。小説は未読で、映画と微妙にラストも違うらしい。

そしてミュージカル。なかなかのものだった。

ミュージカルの帝王である山口祐一郎が男主人公のマキシムを演じて、いつもの甘い美声を存分に新劇場であるシアター・クリエに響かせる。新しい奥さん「わたし」をを演じる大塚ちひろは、ひたすら可愛い新妻からマキシムをまるで母のように包み込む愛情表現まで、見ごたえあり。歌もすばらしい。

でもなんといってもシルビア・グラブでしょう。すさまじいばかりの存在感。主旋律を何度も繰り返すけど、歌うたびに微妙に変化する。まだ若いのに中年のエキセントリックな女性を圧倒的な演技力と歌唱力で、聴衆をなぎ倒していく。すごい。

リンツェ&クーヴァイのミュージカルは、中年の女性の良役が多い。主役が中年女優にふさわしい「エリザべート」はもちろん、「モーツァルト!」の男爵夫人、「マリー・アントアネット」の主役やアグネス。超怖い役と知られる「エリザベート」のゾフィの役も、ウィーン版ではたいへん美しい曲をソロで歌うのだ。(日本版では割愛されているが)30歳後半のミュージカル女優にとっておいしい役の宝庫なのだ。

そしてまたひとつ、ダンバース夫人という垂涎の役が誕生した。影の主役。ソロもすばらしいけど、「わたし」とのデュエットはみもの。二人ともまけていない。

広くはない劇場、多くはない出演者、豪奢とはいえない舞台装置。でも、だからこそ身動きができないくらいの魅力にとりつかれるような、不思議なサスペンスミュージカルだった。

「わたし」がマキシムにであうきっかけを作ったニューヨークの大富豪役の寿ひずると、お屋敷の管理人の石川禅がすばらしかった。特に石川さん。「マリー・アントワネット」のルイ16世ですっかりこの人の虜になったのだけど、今回もたった1曲のソロですっかり涙ぐまされた。この人の歌を聴くとあたたかいものがあふれてくるようなそんな気持ちになる。

もう一度みたいなぁ。

ちょっと山口さんの役がしどころがないといえばないやくなので、少々気の毒。わたしが作者だったら、ダンヴァース夫人とのデュエット対決をうたってもらうなぁ。

レベッカとマキシムみたいなカップル。今で言うと誰だろう?2,3思い浮かぶが、書くと炎上しそうなのでやめておく。

■東宝ミュージカル レベッカ 公式
初日動画

■eプラス

■ぴあ 4月

■ぴあ 5月

■ぴあ 6月

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伊勢丹で靴を買うということ

伊勢丹で靴を買うということまずは、三越さんとの統合おめでとうございます。三越伊勢丹ホールディングスが4月1日に誕生して、記念のお菓子なんかもいろいろ売り出したそうで、わたしも銀座三越で記念のマカロンを買いました。

さて、わたしは毎年4足デパートで靴を買う。4月と夏のバーゲン、9月と冬のバーゲン、で4足。通販マニアだけど、1万円以上の靴は履かないと買えないヒト。

以前は職場に近かった新宿タカシマヤでよく購入していたが、ここ何年かは伊勢丹靴売り場の途方もない魅力にはまってしまって、もう靴を買う=新宿伊勢丹。という法則ができあがっている。

陳列されているのは片足の場合が多いので、新たな左右の靴を持ってきてもらうあいだに、売り場のスツールに腰をかけて、隣の接客につい耳を傾けた。

客は年のころ50から60。相手をしているのは、40代後半の男性ベテラン定員。伊勢丹の靴売り場の店員さんはみんな床にひざまづいて接客する。彼も、ぺったん楽チン靴と、とんがりモード靴で悩む女性に覗き込むように語り掛けていた。

「お客様、わかりますよ。こちらを選ぶお気持ち。でも、僕はあえて言いたい、この靴(とんがり)を選ぶ気持ちを持ち続けて欲しいんですよ」
「この木型は、(あなたよりも)お年の高い方向けの木型なんですよね」

最初の言葉で、「おしゃれ心」について柔らかく諭し、後の言葉では、まだ若いとプライドを柔らかくくすぐる。うーん、絶妙。

伊勢丹の靴売り場の店員さんは、微妙に攻めるんだよねぇ。声をかけるとすぐに応対してくれるし、決めるまではずっとそばにいてくれるし、あれもこれもと頼んでもいやな顔一つせず、どんどんすぐにもってきてくれる。そういう基本のサービス、品揃えの充実、それぞれもちろん魅力だけど、受けだけでない、攻めのサービスがあるんですよ。とはいえ、とことんつきあってくれるから、帰宅後に「なんでわたしこんなもの買っているんだろう?」という、気持ちになることはほとんどない。(洋服だと8割がた、こんなふうに思う)それとともに、「また同じようなの買っちゃった」というような、マンネリズムにも陥らない。ものすごくちょっぴりだけど必ずサムシングニューな、気分なのだ。

だから伊勢丹で靴を買うことはやめられない。
私にとって伊勢丹で靴を買うということは、新しい季節を迎えること。去年とほとんど同じでちょっと違う、そんな自分にゴーサイン。

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ジャマイカウドンのトムヤンクンうどん【千駄ヶ谷】

トムヤンクンうどんトムヤンクンスープの中に入っているのはうどん。トッピングにはきくらげとたけのこ。それに付けあわせでふりかけごはん。

たいへん妙な一品だが、一度食べるとはまる。千駄ヶ谷で勤務しているときにはまっていて、4年ぶりに職場訪問。どうしてもこれが食べたくて、訪れた「ジャマイカウドン」

ジャマイカウドンは店名。トムヤンクンうどんは品名。

どうしてうどんなの?どうしてジャマイカなのに、タイなの?というのを深く考えるのはやめてもらいたい。

はまるか、一度食べてもうたくさんと思うか、は自由。

私は久々に食べてかなり、量的に厳しかった。おなかがパンパンになった。でも味はやっぱり最高。特にトムヤンクンは好みではないのに、このうどんはほんと最高です。

ぜひ試してみてね。興味のある方、ぜひ一緒に行きましょう♪

ジャマイカウドン
電話: 03-5474-6852
住所: 東京都渋谷区千駄ケ谷1-7-12 志水ビル2階

地図


JAMAiCA UDON (ジャマイカウドン) (カフェ / 千駄ヶ谷)
★★★★ 4.0

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日経産業新聞で連載してます

日経産業新聞春休みも終わり、ほっと一息。そうは言っても、まだ給食が始まらず、餃子事件の余波もありあんまり「ちんちん料理」(冷凍食品と電子レンジ頼みの我が家の自慢料理)を駆使するわけにも行かず。奥にしまった料理本を引っ張り出して、ママは肉団子にそぼろご飯などいう未踏の地を目指すのだった。

というわけで新しい仕事がいくつか始まっている。オープンな仕事としては、日経産業新聞の毎週火曜日のネット面に「村山らむねのネット複眼(アイズ)」というコーナーで短期連載させていただく。すでにたくさんの方から、メールをいただき、びっくり。みなさん、ちゃんと日経3紙読んでいるのですね。

ちなみに、もう1本日経の名のつく雑誌にも連載が始まります。これも始まったらご報告いたします。

私の連載歴には日経が名のつくものが多い。日経ウーマン(日経ホーム社)、日経ウェブカンパニー(すでに廃刊:日経事業出版社)、日経流通新聞(現在日経MJ)など。サイトへの連載はともかく、紙媒体への連載はわりと久しぶりなので、締め切り生活が少々新鮮でもあり、当然かなり苦痛でもあり。

「早く宿題やりなさいよ!」「やるべきことに優先順位つけなさい!」

ということばが、全部自分に返ってくるのが、痛い。

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インテル ブロガーミーティングに行ってきました

20080402192045ブロガーミーティングでも、こういう基幹技術で行われるのは珍しいし、おもしろいですね。

え?お前ちんぷんかんぷんだっただろう?と思っているあなた。ほぼ、正解です。てへ。

最初にオリエンテーション。より一層の高速処理ができるintel Atomの説明。小型携帯端末やインターネットタブレット用のマイクロプロセッサーに使われるそうです。

次に、6グループ(1グループ4人から6人くらい)に分かれて、ディスカッション&サンドウィッチ。
私は、かなり有名な、かつ技術レベル高なブロガーのテーブルに入り込み、かなりラッキーだったが、結果的にプレゼンテーションをやる羽目になり、メンバーをアンラッキーな目に合わせてしまった。すみません。m(__)m

伊藤さんのブログに様子が詳しいです。

製品を試すという形のブロガーミーティングではなく、製品をどう生かすかのアイデアディスカッションをブロガーにやらせるという形の、おもしろい形式。子供なんかを集めてやってもおもしろいかもしれない。もっと突飛でありえないアイデアが噴出すだろう。ちなみに一般向けにもアイデアコンテストを来週から開催。優秀だと旅行券がもらえるそうです。

最後にもらったひまわりの種がうれしかった。

あと、配られたプレスリリースの

※2008年4月2日に中国・上海で発表されたプレスリリースの抄訳です

という一文に、妙に反応した。そうか、本舞台は上海なんだ。と。

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