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JWDAデザインアワード授賞式

Teragakiおとといの12日、JWDAデザインアワードの授賞式に参加してきました。

わたしは主にECサイト部門担当に審査員なのですが、今年は少々恥ずかしいカミングアウトをしなければ。事前審査で低い得点をつけた てらがき農園さんがECサイト部門賞をとりました。おめでとうございます。

それがこの画面ですが、どちらかというと素朴なこのデザイン。一緒に審査員をつとめる中西先生が「美しい」と大絶賛。その言葉に少々愕然としたのです。中西先生はいわずと知れたベネッセやNTTDoCoMoを手がけたIC界のカリスマ。

美しさ。

美しさというものが、ECサイトの世界に入ってきたことに、この分野の成熟を強く感じた。

てらがき農園のサイトをすみずみから見ていただけると、今までのオンラインショップのトップ画面の定石からはかなりはずれていることは誰もが感じるだろう。

・並外れたアップの写真
・統一感のある写真
・大きな画像化された文字
・見やすい位置にある電話番号

もちろん安心感のある説明力など、オンラインショップに必要なものは十分持ち合わせているが、今まで高く評価されてきたオンラインショップとは明らかに違う。

チラシのようなメッセージ力ともいえようか。紙媒体に近いメッセージ力。オンラインショップとしての完成度というよりは、低農薬の梅干しを高く評価するシニア層というターゲットを深く研究して、彼らに伝わるメッセージに特化した結果、このようなスタイルになったと考えられる。

よくある公式を採用するのではなく、自社の商材を研究し、それを欲しいと思うターゲットにあったメッセージ力のある美しさを表現した。

そういう、とても突き抜けたサイトであると、あとづけで情けないが解説できるのではないか。

他にも企業サイト賞を得たサイトも、1ページに多くの情報を掲載したページが評価された。いちいちクリックしてサイト内を行き来させるのではなく、1ページに制作会社を求めている人が欲しいだろう情報を優先順位付けして並べる。従来ならば1ページに載せ過ぎだということで、否定されたようなページが高評価を得ている。

今まで評価されたことが評価されず、今まで評価されなかったことが評価される。

今回は、強くそんな印象を受けた。本当に勉強になったアワードだった。

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