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ワーキングマザースタイル3周年パーティー

ワーキングマザースタイル23日の土曜日にワーキングマザースタイルの3周年パーティーというわけではないのですが、初めての大規模なイベントを行いました。

すごーく準備がたいへんだったけど、やってよかったなとつくづく。いらしていただいた方々には、きっと至らぬ点など多々あったかと思います。本当にすみませんでした。

風がひどいなか、キャンセルがほとんどなくて、ほっとしました。飛ぶ鳥を落とす勢いの経済評論家・公認会計士の勝間和代さんの乾杯で始まり、60人近い女性たちが、まあ、パワフルにおしゃべり。六本木フラワーの店長さんが「飲み物も食べものもほとんどはけませんでした」というくらい、おしゃべりに夢中な女性たち。。。いやはや。

わたしもたくさんパワーをもらいました。ありがとうございました。

母方の祖父がお坊さんで、幼稚園がミッション系という以外、特に宗教的なバックボーンのない私だけど、神様と和解できないような気分がずっと続いていた。どうして私が?よりにもよってどうしてこの私が?という気持ちに苦しんできた。

パーティーの最後にスタッフから花束をもらい、ああ、神様からもらうはずのごほうびを、スタッフである友人たちからもらえたのだなと、感激とか感動とかいうよりも大きな感情でいっぱいになった。

日曜日は、朝から晩まで泣き通し。つっかえていた感情が決壊したような。

ワーキングマザーである自分たちの居場所として、そしてこれから産もうとするワーキングウーマンが安心して産めるように、そして何より生まれてくる子供たちが安心して育つように、そんな思いではじめたワーキングマザースタイル。働く×育てる=楽しいということを伝える場。

去年秋の流産以降、なかなか悲しみから抜け出せず、スタッフには本当に迷惑をかけてきましたが、みなさんがくださった花束は私の人生の中でずっと咲き続ける花束です。命がどれほど大切なものか、生まれてくるということがどんなに奇跡的なことか。今まで同様、もしくは形は違えても、風にその声がかき消されても、つぶやくエネルギーを持ち続けていたいと強く思いました。

本当にありがとうございました。

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JWDAデザインアワード授賞式

Teragakiおとといの12日、JWDAデザインアワードの授賞式に参加してきました。

わたしは主にECサイト部門担当に審査員なのですが、今年は少々恥ずかしいカミングアウトをしなければ。事前審査で低い得点をつけた てらがき農園さんがECサイト部門賞をとりました。おめでとうございます。

それがこの画面ですが、どちらかというと素朴なこのデザイン。一緒に審査員をつとめる中西先生が「美しい」と大絶賛。その言葉に少々愕然としたのです。中西先生はいわずと知れたベネッセやNTTDoCoMoを手がけたIC界のカリスマ。

美しさ。

美しさというものが、ECサイトの世界に入ってきたことに、この分野の成熟を強く感じた。

てらがき農園のサイトをすみずみから見ていただけると、今までのオンラインショップのトップ画面の定石からはかなりはずれていることは誰もが感じるだろう。

・並外れたアップの写真
・統一感のある写真
・大きな画像化された文字
・見やすい位置にある電話番号

もちろん安心感のある説明力など、オンラインショップに必要なものは十分持ち合わせているが、今まで高く評価されてきたオンラインショップとは明らかに違う。

チラシのようなメッセージ力ともいえようか。紙媒体に近いメッセージ力。オンラインショップとしての完成度というよりは、低農薬の梅干しを高く評価するシニア層というターゲットを深く研究して、彼らに伝わるメッセージに特化した結果、このようなスタイルになったと考えられる。

よくある公式を採用するのではなく、自社の商材を研究し、それを欲しいと思うターゲットにあったメッセージ力のある美しさを表現した。

そういう、とても突き抜けたサイトであると、あとづけで情けないが解説できるのではないか。

他にも企業サイト賞を得たサイトも、1ページに多くの情報を掲載したページが評価された。いちいちクリックしてサイト内を行き来させるのではなく、1ページに制作会社を求めている人が欲しいだろう情報を優先順位付けして並べる。従来ならば1ページに載せ過ぎだということで、否定されたようなページが高評価を得ている。

今まで評価されたことが評価されず、今まで評価されなかったことが評価される。

今回は、強くそんな印象を受けた。本当に勉強になったアワードだった。

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春節のスキーリゾート 王子大飯店

春節のスキーリゾート3連休で軽井沢プリンスに行ってまいりました。

何はともあれ、春節。特にプリンスは各リゾートの支配人が中国・香港・台湾へ直営業&アテンドするらしく、その甲斐あってか、去年も今年も、外国人でいっぱいだった。

中東系?かと思われるようなファミリーもいたし、とても国際色豊か。

本当は苗場に行きたかったのだけど、全然とれず。軽井沢もようやくロッジがとれたという状況。プリンス系は私たちの世代が多いのか、ボーダー率が低めで、子連れとしてはとても安心。天気もよく、リゾートを満喫。

あとアウトレットの混雑ぶりには驚いた。まだまだ、流行っているのね。

そうそう、王子大飯店とはもちろんプリンスホテルのこと。

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安全な食品とは何か?生協とは何か?

今回の毒餃子事件。正直、かなりがっかりした。3つのことを特に書きたい。

まずは、生協に。
これは私もある種の当事者なので、まずは心よりお詫びしたい。

去年のミートホープのときも感じたのが、生協の人たちは当事者意識を持って、食の安全を考えているのか?ということ。生協というとなんとなく1つのイメージがあるけれど、実際には3つのレイヤーになっている。

一番トップには日本生活協同組合連合会というのが存在する。ここは今回のCOOPブランドなどの商品開発をおこなったり、2番目のレイヤーの生協をまとめている。2番目のレイヤーは、パルシステムや生活クラブなど。パルシステムと生活クラブは完全な競合である。3番目のレイヤーには、実際の店舗や宅配システムが存在する。

たとえば私は、パルシステムの商品を下部生協である埼玉県ドゥコープからの宅配を受けている。商品開発で言うと、パルシステムの場合、あまり第一のレイヤーであるCO-OPブランドは扱っておらず、パルシステムブランドの商品が多い。

パルシステムで言えば第三のレイヤーである下部生協もパルシステムの商品に加え、独自の商品を開発していたりする。

そのなかで、「生協」といわれた時の感じ方が違うのだ。たぶん。生協で事件が起こると、当然パルシステムも含むと考える。しかし、パルシステムはうちは大丈夫です、という。

生協イコール安全、ではなく、パルシステムイコール安全という、構図だ。でも、本当にそれでいいのか?それなら生協とは何か?生協イコール安全でない生協とはいったい何なのか?

今後は、商品評価委員として、初心にもどり、安心安全をどのように担保しているのかを、じっくり探りたい。国産比率(商品数、販売個数、販売額)、海外工場で製造された場合の監査体制、などなど。私に与えられた宿題も多い。

つぎに、国内の食品行政。

通報からマスコミの報道までの推移を見ると、日本の食品の安全についての体制の、あまりの脆弱ぶりに笑ってしまう。特に、千葉の保健所の人のインタビューには、力が抜けた。消費者庁の必要性については懐疑的な私にも、ひとつのきっかけにはなるのかなと思わせる。中国の食品が怖いというよりも、日本の食品安全行政は怖い、そう感じた。

そして最後に、消費者。

今回の冷凍餃子の売値は、40個で398円だったそうだ。同様の餃子の材料を店舗で購入したら810円となったそうだ。(朝日新聞 2/2朝刊)

安さと手軽さ。消費者がそれを求めた末の、結果でもあるのだ。

本当に安全なものを買うなら、リスクをすべて取り除けばいい。

化学的な農薬を何十年も使っていない、できるだけ上流の汚染されていない水を農業用水として利用した畑で、有機肥料だけを使って丹精込めて作られた野菜や米、遺伝子組み換えでない飼料を使って育てられた家畜などの素材を新鮮な状態で入手し、加工はすべて自らの手で。

そうすればかなりリスクは低減できるだろう。でもそんな状態はすでにファンタジー。なので、少しずつリスクの少ない道を考える。

国内の加工業者なら安心だろう
⇒ミートホープなどの原料偽装でそれほどリスク回避にならないことは実証済み

有名ブランドの加工業者なら安心だろう
⇒JTなど国内有数の有名企業でもそれほどリスク回避にならないことは実証済み

高ければ安心だろう
⇒船場吉兆など有名料亭でもそれほどリスク回避にならないことは実証済み

日付が新しければ安心だろう
⇒相次ぐ日付偽装(たぶんこれはまだまだすべてが表には出ていないだろう)で、それほどリスク回避にならないことは実証済み

私はすでに目の前の商品が何かを見抜く力はない。見抜けないのに、そのものの本質とは違うものを信じて買っている。信じているものが信じられなくなっているのは、誰のせいか?うそをつく企業か?うそを見抜けない私か?

本当に絶対的に安心なものが欲しければ、徹底的に時間をかけて自分で育て調達し加工するしかないのに、安全な食材を安い値段で買おうとする。無理に決まっているのだ。また企業もそんな消費者に応えようとする。歪むに決まっているのだ。

安心、安全には、膨大なコストがかかることを骨身にしみるべきだ。時間コストから逃れるならば、経済的コストを負うべきなのだ。手軽で、安いもの。時間コストも負担せず、経済的コストも負担しないなら、安全についてはリスクがつきものであることを、知るべきだ。

今回の事件での私の宿題は大きい。生協の当事者としても、そして消費者としても。消費者行政にも、もしかしたらコストとリスクということを消費者に知らしめる義務こそが実は、大きいのではないか?

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