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アース見てきました&反捕鯨に思う

映画「アース」を見てきました。驚異の自然映像の連続。通常、こういう自然映像は癒されつつも眠くなるのが常だが、動物同士の食うか食われるかの関係性や、環境の異変による絶滅への危機など、美しいだけではない自然の持つ摂理と切実な環境問題の提起によって、あっというまの96分間。

忘れられない美しいシーンやコミカルなシーンなど数々あれど、それはこれから見る人のお楽しみとして、とにかく思ったのが、動物にとってもっとも大切なのは自分の命を守ることではなく、子供を守ることだということ。自分の命<種なのだ。

それぞれの子供を守る必死な姿には、強く感動した。逆に言えば、次世代の利益よりも現世代の利益を優先する種は、あまりこの地球上にはないのかもしれない。次世代を守るために犠牲になる象の疾走(私はそう解釈した)に、人間という種との対照を見た。

さて、オーストラリアの環境省大臣自ら音頭をとる調査捕鯨反対運動。ある種の人種差別ではないかいう反論が日本人のあいだにあるようだ。それは否めないだろう。ただ、古くからの食文化だからという理屈もまた通るようで通らないだろう。海というクロスボーダーな空間に存在する、“かわいらしい哺乳類”である鯨。これを食べる文化を敵視することは、たとえば中国人がパンダを食べていたら日本人だってそれをどうにか止めようとするだろうし、オーストラリア人の気持ちもなんとなくわかる。

では、日本人はどうしたらいいのか?地道に食料自給率を上げていくということしかできないと思う。オーストラリア牛肉の牛丼を愛食しながら、反捕鯨に反対してもやはり弱いと思うんですよねぇ。

食文化の成熟のもっとも重要な指標は自給率といってはいいすぎか?高くても国産。朝からごはん。それが、唯一できる反反捕鯨運動ではないか?

アースに出てくる動物たちは、必死に食べていた。食べるものを探していた。日本の鯨に対する切実を理解してもらうためには、切実に対する説得力をつけないと。命を削って、乳をあげる哺乳類。わたしもその一人として、日本の子供として生まれた娘に何を食べさせるべきか、沈思黙考。

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» 【シネマ・こむぎスタイル】第29回 アース [ワーキングマザースタイル[wmstyle.jp]から]
主演:46億歳、地球 「アース」という映画を、観てきました。2008年最初の映画。家族3人で観に行きました。 昔、ガガーリンの言った言葉、「地球は青かった」・・・。その言葉の通り、とても美しい青い地球。北極から南極へ、スクリーンの中で私達も旅して行きます。... 続きを読む

受信: Jan 31, 2008 1:16:50 AM