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カラマーゾフの兄弟

カラマーゾフの兄弟今年の夏の読書といえばこれ。本当によかったぁ。「いま、息をしている言葉で」というキャッチどおりの名訳。

ドストエフスキーの構想どおり、4巻プラスエピローグという5巻形式になっていて、分厚い4巻にくらべて5巻の物語部分はかなり薄く、ちょっと「あれれ」と思ったのだけど、その後の訳者(亀山郁夫)によるドストエフスキーの生涯と、読書ガイドとしての解題が、本当にすばらしいのだ。

はじめてわかることが多いし、訳者の読み込みの深さに嘆息。何よりも、このロシア文学に対する愛情の深さ。本当に亀山さんありがとうと、手をとって感謝したいくらいだ。

この光文社の古典新訳文庫カラマーゾフ読了後、秘密の花園を堪能。これもまた、幼いころに読んだものとは大きく違っている。大人にこそ読んでほしい物語。次は何を読もうか。

長い年月を生き抜いてきた古典作品には、私たちを導く叡智や、生きるヒント、本物の喜びがあるはずだ。私たちはこう考えました。けれど古典は、とっつきにくい、面白くない、売れない。それが当たり前……。しかし、古典はそんなに難解でしょうか。世界の読者は、面白くないものを我慢して読んできたのでしょうか? 光文社古典新訳文庫は、こういう疑問に正面から答えます。いま、息をしている言葉で訳された古典は面白い。この翻訳なら、楽しく読める。それが私たちの目指すところです。 現代人は、かつてない困難な時代を生きています。テロ、戦争、格差、倫理の喪失。いま私たちは、読書に何を求めているのか? その答えがここにあります。

駒井さんありがとう、である。古典が手に汗握るほど面白くて、まったくの今であることを教えてくれて。

打ちのめされるようなすごい本に始まって、カラマーゾフ、そして最近の佐藤優の獄中記と、最近ちょっとロシアづいている。

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生協「食べるたいせつフェア」

生協「食べるたいせつフェア」だんだん、仕事モードに。

午前中、経済産業省。オプトインメール規制について。明らかな被害と、単なる迷惑が、少々同じ土壌で扱われているきらいがあるが、一応歓迎すべきことだろう。これから具体的なプロセスや実施要綱が決まっていくだろう。懸賞サイトから名簿を買って、広告を送るという今までのショップの立ち上げによくあるマーケティング作法が、通用しなくなる。メルマガの今後も、明暗2つのシナリオが描けるだろう。

松本楼で食事して、東京フォーラムで開催されていた生協の「食べるたいせつフェア」に足を運ぶ。なかなか盛況。特に、子供たちの目線で食べ物の大切さを語る展示やデモが多く、子供たちも楽しそうだった。私は血流を調べるというコーナーで並んで見てもらった。うふふ。血の流れは大変若いそうだ。最近、若いと言われるとすごーくうれしくなる。若くない証拠だろう。

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生放送に出演

生放送に出演みなさん、元気にしていらっしゃいますか?

ほんと、暑いですね。嬬恋ですっかり涼んでから、プレゼンで大汗かいて、関西ローカルの生放送に出演してきました。楽しかったです。生放送はいいですね。編集されないから。

さて、そのときにご一緒したベガス味岡さんという、テレビショッピングのパフォーマーのかたがすばらしかった。5分で1億円売ったこともあるというそのかた。昔の映像もあったのですが、すごい地味で手も震えていたのがいまでは、宝塚の男役も顔負けのひらひら衣装に、おねえ言葉。ものすごい勢いで買う気にさせるんです。

そこで、売れる秘訣といっていたのが、「商品を愛すること」「動きをつける」「恋愛と一緒でささやき&大声を使い分ける」

特に一番最初の、商品にほれ込むというのは、納得。自分がほれ込んでいない商品が売れるはずないですよね。やっぱり基本を大切にしているなという印象だった。

ちなみにわたしは通販の注意事項などを話す地味な役割だったのだけど、ベガスさんが面白すぎて、どんどん私の部分はカットされていった。それはそれでいいんですが、やっぱりテレビは面白さが命というところは、変わっていないんだなーと、関西テレビを後にしたのであった。まあ、そこを変えたらテレビじゃないか。

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参院選総括(今頃)

参院選は民主党の圧勝でしたね。神田さんは残念でしたが、川田さんが当選したのはうれしい驚き。

ところで赤城氏についてかなりの批判があるが、企業のリスク管理という観点から学ぶところは多いのではないか。不祥事と情報公開。更迭のタイミング。後手後手に回った今回の件を批判するのももちろんいいけど、同様のことが企業で生じたら、トップとして担当者をどこまでかばうか、担当者としてすぐに情報開示できるか、二の轍を踏まないように何ができうるか。ばんそうこうを笑うことはできないような対処を、結構民間もしているのではないだろうか。

赤城さん、自民党から総スカンでしょうね。自民党大敗の責任を痛感しているのでしょうけれど、国民から正当な判断を奪ったという国家的な損失についても、責任を感じていただきたいけど、まあ、無理な相談か。

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