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原子力と私

ようやく夏休み。たいへんな1学期だった。しかしいい経験にもなった。子供関連役員の掉尾を飾るバレエの発表会の月曜日に地震。

刈羽村直撃の地震が起ころうとは。

原子力発電所には複雑な思いがある。わたしが最初にもらった名刺には原子力事業部という名称が。だから、私は原子力発電所の内部に入った、日本でもたぶん1万人もいないだろう女性の一人なのだ。もちろん定期検査中の炉内ではあるが。

原子力関連の不祥事が起こるたびに、自分も責任の末端を負うような気持ちになる。消費者としての立ち位置にはとてもなれない。

複雑な思い、それ以上の言葉が見つからない。

ただいえるのは、まったくの文系なのに総合電機メーカーに就職したばかりに、その部に配属されたことで、縁のできた原子力。冷えすぎた冷房、きらびやかなイルミネーション、誰も乗っていないのに静かに動くエスカレーター。それらを動かすためにどれだけの人たちの努力があるかということの一端を、他の人よりは少しだけ知っている。もちろん、不祥事や隠蔽はいいことではない。擁護するつもりもない。ただ、たぶん私は死ぬまで、エネルギー問題については、竹を割ったような明快なことはいえないだろう。いえないのに、ここに何かを書かかずにはいられない。

みんなが当たり前とおもっているインフラは、それほど当たり前ではないのだ。どうかそれだけは、忘れずにいたい。

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