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訪問販売と通信販売のあいだで

最近、特商法関連で経済産業省に行くことが多い。

私が参加しているのは 産業構造審議会消費経済部会特定商取引小委員会 という長い名前のもの。先週とその前の回は、オンラインショッピングがテーマだった。

勝手に生活領域に入り込み、なかなかシャッターを下ろすことができない訪問販売と、原則、申し込みという消費者からのアクションにより買い物行為が始まる通信販売では、望まれる規制はおのずと変わってくるだろう。

前回の議事で、言いたいことがうまく伝えられたように思えず、かなり自分として消化不良に陥った。とんちんかんなことも言ったし、なかなかああいう場で自分の思っていることを言うのは難しいなと、つくづく。

消費者は守るべきもの。でも過保護はどうかと、消費者の一人として思う。そんな思いを、ある人にぶつけた。そのメールを、メモ代わりに。

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わたしは消費者を保護することは重要だと思うのですが、
甘やかすことには、反対です。

あの場では、私にも迷いがあり強くはいえませんでしたが、
原則返品可能、虚偽広告の取消権などは、
いかがなものかと思います。

今、必要なのは規制ではなく、リテラシーのアップだと思うんですけど。

なぜなら、たとえば原則消費者利益とすると、
必ず特約がつき、結果的にリテラシーの低い消費者利益が侵されると思うのです。

しかし、原則消費者不利益(返品不可)とすれば、リテラシーの高い消費者が
得をすることになります。

同じようであって、大きく違うと思うのですが。

リスクが取れるものは得をする可能性があり、
安さはリスクと読み取れないものは損をする危険性があるということを
消費者教育の中で、きちんと教えていないつけが、今日の議論にあるような
気がします。

結果的に、「遅く走る子がいるから、遅い子にあわせて走ってください」
というのは、それはどうかと。

オンラインショッピングはライフラインになりつつあります。
わかりやすさ、困ったときに駆け込める場所の確保。これは重要だと
思います。ただ、安易な買い物、安易な返品はどうかと。
返品ができない、もしくは期限や条件がもうけられている、それによって
必要かどうかを煩悶するという冷静さが、必要だと思うのですが。

もし返品原則可とすれば、中小の商店は、そのコストを価格に織り込まざるを
得なくなり、結果的に大手の寡占が進み、多様性が阻害され、最後に損をするのは
消費者です。

と、消費者の立場からなかなか言えなかったりする自分が口惜しく、
大して重要じゃないことを述べてしまって恥ずかしいのですが。

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消費者としてのリテラシー教育が必要。自己責任に帰す前に。

過保護ではなく、知識。消費者に必要なのは。

訪問販売がテーマのときは、「規制!規制!」と言っていた私。訪問販売と通信販売。双方ともに特商法下の取引であるが、規制と保護のパワーバランスの重要性度合いが、この2つずいぶん違うと感じるのは、自分が通販愛好者だから、だけなのか?

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