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祝!紀子様。そして揺れる心。

本当にめでたい。とにかく、ご苦労様でした。

祝賀ムード、いいですね。わたしも6日の夜は、久しぶりに祝杯をあげて、そのまま寝込んでしまいました。(疲れもあって)

いろいろと取りざたされる雅子様と紀子様。

2人の生き方は、あまりに対照的で、どうしても比較してしまうが、日本の女性が2つのタイプに分かれるというよりは、お二方双方の要素を、日本女性が多かれ少なかれ持っているのだろう。

そして、自分と共通点が多いほうに共感したり、かつ、共通点が多いからこそ反感をもったり、揺れ動いているというのが、もしかしたら今の日本女性の状況に一番合っているのかもしれないと、思う今日この頃。

今回のご出産。私は男子で本当によかったと思っている。とりあえず、時間を紀子様はくれたのだ。

これだけ連綿と続いたものを、何年かの議論で簡単に変えてしまうことは、やはりどうかと思う。

また、私はどちらかというとフェミニズムには疎いほうで、男女共同参画とか、男女同権とか、古い人間なのか、ちょっと違うかなぁと思ってしまうほうだ。男と女は違う。役割も違う。哺乳類という言葉が、もう、男女の役割がぜんぜん違うことを示しているし。だから、男女同権だから、即女性天皇、女系天皇というのは、飛躍しているんじゃないかなと、思ったりする。納得するには、もうちょっと時間がいる。(ちなみに、私は男女同権というよりは、男女違権=男女同等権≠男女差権という考え方を持っていますぅ)

違うからこそ、称え合う。尊重しあう。補い合う。求め合う。それが男女であり、人間じゃないかと。理想論でしょうが。

違うからこそ、称え合うという点では、もうひとつ。

今回のご出産が、「やはり男を産めということか」とか「いくつになっても努力すべし」という、女性へのプレッシャーになるというコメントをいくつか目にした。

結婚以来2年間不妊に悩み、娘に恵まれたものの、二人目不妊で一人っ子。長男に嫁したのに、役割を果たせない私から、どうしても言いたい。

期待にこたえて子供を生んだ人を、「できない人もいるのに」という理由で、快く賞賛できない気持ちわかります。でも、そういうのもうやめませんか?もちろん、そう思うことも自然なこと。わたしも心の中を丸裸にして、紀子様に嫉妬に似た気持ちがまったくないかといったら、実はないとは言い切れないところがある。

でも、運動会でビリになる子がかわいそうだから順位をつけないなんていうのとはもちろん次元は違うが、できない人が傷つくから、できた人を賞賛しないというのは、いつも疑問に思う。

子供を産むってたいへんなこと。そのときもたいへん。妊娠してから出産もたいへん。産んでからはもっとたいへん。気持ちよく称えてあげられないか。

もし、自分にできないことでも、違いがあるから、称え合える。そんな風にできないかと思うんです。

ああ、でもできないかもなぁ。

男の人はたぶん割と簡単に「紀子様、おめでとう」と言えるんだと思う。女の人は2極化していて、自分の中の母性と折り合いをつけることができていない女性は、簡単に紀子様を称えることができないのかもしれない。それはある意味当然のことなのかも。ここまで書いてきて、そう思えてきた。

そういえば、結婚してから妊娠するまで、自分より後に結婚した芸能人が妊娠したというニュースが流れるたびに、思いっきり泣いたことを、今、思い出した。気持ちよく称えられないって、昔の私そのものじゃん。わたしが今、紀子様を心から祝福できるのは、もう子供を産むことをあきらめていて、諦めるということで自分の母性と折り合いをつけているからかもしれない。

うーん。それでいいのか?紀子様と同じ丙午(ひのえうま)生まれの私。

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受信: Sep 22, 2006 8:12:32 AM