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フォトリーディングってどうよ?

ずいぶん前からものすごく気になっていることがある。いわゆる速読とかフォトリーディングというやつだ。本を一冊、普通に読むよりもものすごく早く読んで、内容をきちんと理解するというノウハウ。情報化社会といわれるこの現代において、とても有用な術としてもてはやされている。

で、でもね。読書って、本に書いてあることを頭に移しこむという作業なの?ドラえもんに出てくる暗記パンってあったよなあ。そういえば。わたしは、こういう読書って本当に嫌いなんです。ぶっちゃけ。

読書というのは、本を読みながら、自分の思いを自由に羽ばたかせる、そのゆったりとした時間なのでは?たとえば、南部藩ってどこだっけ?と、山川出版社の歴史地図帳を引っ張り出してきたり、この本を前に読んだときの自分の感想を10年日記で読み返したり、ライ麦畑の村上版と野崎版のいいまわしを比べたり。(正直やっぱり野崎版のほうがしっくり来てしまう)

そういう道草が読書の時間なんじゃないかと、思うんだけど。

知識吸収型の本だって、自分の考えに咀嚼する時間が必要だとおもうんだけど、速読だとそれもできちゃうの?

速く読むという術が貧しい読書のような気がするのは、いわゆるツン読の本がこの間の地震で崩れたことへのわたしの精一杯の負け惜しみか?きっとそうだ。こんどはもっときちっと積むぜ。

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