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堤氏逮捕に思う

西武鉄道のといえばいいのか、コクドのといえばいいのか?とりあえず、プリンスホテルのと呼ばせてほしい堤氏が逮捕された。プリンスホテルには、思い入れがある。

学生時代、苗場プリンスホテルにて、1ヶ月の住み込みバイトをしていた。大失恋をしてぼろぼろで、摂食障害で、のどに吐きだこができていた頃だ。6人部屋の寮での暮らしはそれなりに楽しかった。アルバイトにもいろいろあって、私はホテル専門の派遣会社からだったし、現地での採用の人もいた。暮らしている寮は、わたしたちのような臨時のアルバイトだけが住む寮だったが、食事は、従業員もみんな同じところでとっていた気がする。

だいたい、ああいうところで1ヶ月以上もすごせば、いろいろな裏を知るようになり、「絶対にここには客として来るのはイヤだ」と思うこともあるようだが、私はまったく逆だった。プリンスホテルはさすがだ、と、学生ゴコロにも思ったものだ。

働いている人にあまりランクや差別がなく、みんなすぐ仲良くなった。バイトだろうがなんだろうが、働いていればリフトのフリーパスがもらえ、苗場のゲレンデを満喫できた。働く人間にとっても、文字通りリゾートだった。

いわゆる正社員の人たちもとてもみな親切で、私たちに対しても、「苗場をいっしょに盛り上げる仲間」として接してくれた。

それ以来、わたしにとって苗場やプリンスホテルは、リーズナブルな値段で、きちんとしたサービスを提供してくれようとする、親切な人たちが働いている場、として位置づけられている。そして客としても、何度も利用しているが、それほど裏切られた思い出はない。

そして、昨日、堤氏の逮捕。堤氏がやってきたことについては、司法が裁くことになるが、プリンスホテルの従業員の方々には、これまでどおりのサービスを実現してほしいと、ひそかに思う。

20歳の冬、ゴンドラの下の小さなコーヒーショップでお客さんに親切なサービスをしようとすることで、ぐちゃぐちゃだった自分をようやく立て直せた。「いらっしゃいませ」「ありがとうございました」とお客さんに対して愚直に言い続けることで。そして、そのお手本がプリンスホテルの従業員の方々だったのだ。

ホテルの信用が揺らいでも、ホテルマン・ホテルウーマンとしてのプライドが失われていないのであれば、きっと大丈夫。絶対、大丈夫。

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